『ミラー:第一目標はドゥカティファクトリー残留だが、職探しには困らない』
★4月9日(土)アメリカズGP開始直前、ジャック・ミラー(ドゥカティファクトリー)が2023年に向けての自身の進退について、次のように話していた。
「ドゥカティ側からはなんのサインも出てないんだし…こっちはどうすれば良いってんですか?できる限りの好結果を出すしかないわけで…諸々を変えることなんてできないんですからね。
なんにも言ってこないってのは、キツイですけどね…暗闇の中に放り出されてるようなもんでしょ。ただ、こっちにはどうしようもないことだし、ただただ物事を受け入れていくしかないわけで。
このシートの裏には政治的な目論見が大量に絡んでいて、ドゥカティにしたって、一大決心で決めてるんだってことは分かってますから。まぁ、二輪レース業界における一番汚い側面とでも言うか…。ただ、物事を進めていくには、そうした部分が必要なもんでしょ。
モトGP業界で仕事をみつけるのは問題ないから…こっちも、ぼんくらの大根役者ではないんでね。
こう言う状況だけど、別にストレスは感じてないですよ。以前、プラマックに居た頃にごたごたに巻き込まれた時だって、ドゥカティとの約束は守ったんだし(※おそらく2019年中旬、ホルヘ・ロレンソのプラマック移籍話を指す)。
まぁ、けっこう大勢が僕から離れてはいくんだろうけど、とにかく、職探しは大きな問題じゃないんで…その辺は確かですよ。
でも、もちろん、第一目標は(ドゥカティファクトリー)残留ですけどね。」
★4月10日(日)、アメリカズGP決勝戦でミラー選手は3位だった。
しかし、ミラー選手のコメントにもあった通り、選手の選抜は才能やリザルトだけでは決まらない。
★次回のポルティマオGP以降、選手らの契約交渉が活発になってくると見られている。
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(Photo:Instagram)
ドゥカティの問題点とは?って話は、note『2022 アルゼンチンGPまとめ』でどうぞ!
F1でいうフェラーリーと同じか?
政治色、決定プロセス。