『モルビデッリ:なんとかできると思っているし、頑張ろうって気持ちにもなってる』
★6月26日(日)、オランダGP決勝でフランコ・モルビデッリ(27才、ヤマハファクトリー)が転倒リタイアした。
★モルビデッリ選手は金曜FPセッション中にエネア・バスティアニーニの走行を妨害したためロングペナルティ処分が科せられていたのだが、レース中、第6ラップで実行したところ、遅すぎると言う理由からもう1度ロングラップペナルティが科せられ、その実行直後、第9ラップの第5コーナーでフロントが流れ、転倒した。
★今シーズンここまでのリザルトは以下のとおり。
11位/7位/リタイア/16位/13位/15位/15位/17位13位/13位/リタイア、総合19位(25ポイント)。
★モルビデッリ選手はアンドレア・ドヴィツィオーゾと同じような問題を抱えている模様。
★モルビデッリ選手のコメント。
「このマシンに必要なライディングスタイルを会得しなければなりません…つまり、超アグレッシブなスタイルと言うことです。それしかないんですよ。
今週末は第1セクターはそう言うスタイルで走れたんで、そこは好調だったんですが…他の高速区域ではまたソフトな走りになってしまい…なんの役にも立たないんですよね。」
【そして、ロングラップペナルティを実行後…】
「転倒してしまい…残念です…完走したかったんですけどねぇ。
今、抱えている問題に関しては、今でもなんとかできると思っているし、色々な理由から頑張ろうって気持ちにもなってます。
自分に何が必要かは分かってるんで。」
【それは、今シーズン中に解決しそう?】
「良い質問ですね…解決できればと思っています。
今のところ、うちが抱えている一番大きな問題点は転倒ではないんですよ。もっと速い走りをしなければならないけれど、そのためにはもっとアグレッシブにならなければダメなんです。
ただ、今のところ、僕のライディングスタイルはこのマシンで速い走りができるほどアグレッシブではないんです。
夏季休暇を利用して、その辺を見直して手を入れ、今年のヤマハ機に合うライディングスタイルにしていこうと思っています。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
ヤマハがF1エンジニアを技術コンサルタントに雇用?って話は、note『2022 カタルーニャGPまとめ』でどうぞ!
モルビデリが言うアグレッシブな走りって具体的に今のライディングからどんな変化が必要なのか推測できる方がいらっしゃったらご教示頂けませんでしょうか?ソフトなライディングがM1にもたらす問題点がさっぱりわからないもので…
最高ピーポーさん
青木宣篤氏が解説で言っていた「クアルタラロはエンブレを使っていない」。
原田哲也氏が解説で言っていた「クアルタラロはリアブレーキの使い方が上手い」。
以前ドビが「クアルタラロはクレイジーな事をしている」。
から考察すると…ヒントが見えてくるかと思いますが、正直私には解りませんw
ガツンと進入してくるっと回ってドカンと立ち上がる。
色々な話をまとめると、ファーストインファーストアウトですね。
進入で多少無理をしても、旋回中のスピード調整が絶妙で、
きれいにクリップから立ち上がりをつなげて行く。
クアルタラロは見た目にはミスもブレも少ないけど、
アグレッシブでクレイジーな操舵をしているんだと思います。
ニックネームさん
ありがとうございます。解説陣のコメントをヒントにじっくり観察してみます!こうなると茂木で直接見れるのも楽しみですね!
うにさん
ありがとうございます。ライン取りにもライディングの癖が強く出るんですね。クリッピングポイントの捉え方がクアルタラロはセンス抜群なのはなんとなく感じます!
ノブさんが指摘していた、「クアルタラロはブレーキング時に後輪がイン側に入る」ってのも謎なんですよね
ニックネームさんが言及してる「エンブレ使わない」と言ってたときにもその話をしていましたが
確かにマシンの姿勢が他車と全然違うんです
あの動きがどういう効果をもたらしているのかは、さっぱりわかりませんが。。。