『クアルタラロー:あのオーバーテイクはミラーにとっても想定外だったはず…』
★8月21日(日)、オーストリアGP決勝戦でファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)が2位だった。
★グリッド5位スタートから追い上げ、ジャック・ミラーを第25ラップのシケインで抜いて2位を獲得した。
★現在の総合順位は以下のとおり。
首位クアルタラロー(200ポイント)、2位アレイシ・エスパルガロ(168ポイント)、3位バニャイア(156ポイント)。
★クアルタラロー選手のコメント。
【優勝ではないとは言え、ドゥカティ機だらけの中でベストを尽くせたのでは?】
「本当に良いレースでしたよね…序盤が特に良かったですよ。序盤はフロントタイヤの熱入れでトラブってしまい…2周もかかったんですが、それ以降は好ペースを掴めました。
時々、リアタイヤにも問題が起きて…ジョアン・ミールがハイサイドを起こしてた時には、転倒してたのが目に入ってしまってねぇ。
オーバーテイクをするのは楽ではなかったけど、今日はアグレッシブな走りができてたんですよ…ただ、いくつかミスをしてしまったんですが、常に挽回できました。
実に大変なレースだったけど、良いレースでもありました。」
【今回は第25ラップのシケインでジャック・ミラー相手に決めたオーバーテイクが圧巻だったが…】
「あの周回でジャックは少しだけ早めにブレーキをかけてしまったようで…僕の方は少しだけ遅めだったんで、瞬間的に『やってみよう』って思ったんです。
FPセッション中はオーバーテイクなんて不可能だって思ってた地点なんですが、却って、ジャックにとっても想定外なんじゃないかと思って…上手くいきましたね。」
【今回、ヤマハ機にとっては難関レースだと言われていたのだから、2位獲得はタイトル争いにとって大きな助けになったのでは?】
「FP2以降ずっと、ドゥカティ機の中に埋もれてましたからねぇ。上位10位内に6台も入ってるのを見るのはストレスだったんで、今回のリザルトのおかげで今後のレースに向けての士気が高まりました。」
【プラスアルファの力を出すには、何が必要なの?】
「1〜3速の時はジャックのドゥカティ機に付いて行くことができたんですよ。でも、4〜6速になると、もう少し馬力が必要でしょうね。
でも、シケインに差しかかる時は4速なんだけど、あそこはドゥカティ機のペースに付いて行けるんですよねぇ。
今回、6速を使う地点は2ヶ所だけだったんですが、今までは1ヶ所のみだったんですよ。」
(参照サイト:『Gpone』)
クアルタラローのタイヤ選択は、あり得ないほどの重大ミスだったって話は、note『2022 ブリティッシュGPまとめ』でどうぞ!
(2024/11/21 16:32:33時点 Amazon調べ-詳細)
走りにどんどん凄みが出てきているんだけど
それだけに前戦前前戦のミスが痛い
いやまだ若いしね…
レース後にジャックはハイタッチしてお祝いしてるふうな後に、しきりに何かジェスチャーしてましたね。あぶねーだろみたいな感じかな、ファビオは少し困惑してるふうにも見えましたが見事でしたね。ジャックはやはり一歩二歩、ペッコにかないませんね。頑張れ。
昨シーズン前半までのチームメイトさんとは違い、M1に向いて無いと思われるサーキットでも泣き言は言わずに、きっちり結果を出してて素晴らしい✨
素晴らしい追い抜き!
レース後のミラーは
「たまげたぜ! VIVAっ!」って褒めてたんでしょうね。
ドゥカティ相手に2位に食い込む活躍で本人はさぞかし喜び爆発かと思いきや、限界を超えるプッシュでヘロヘロ、M1の非力さが身に染みた1戦だったみたいですね。来年はもう少し楽に勝たせてあげたいです、ヤマハがんばれ!
ミラーの空いたライン見つけて狙っていったかと思ったけど突発的だったとは。2輪シケイン新設されて助かったよね。
スゲーなクアルタラロ、非力なマシンで表彰台に立つって、しかもチャンピオンシップをリードしてるって、いや、マジで。