『バニャイア:こう言う対決があった方が良い…でも、勝つのは自分の方が良いけど』
★9月18日(日)、アラゴンGPの決勝戦でフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が2位だった。
★メーカーメイトであるエネア・バスティアニーニと戦い、最後は0”042秒差で敗れた。しかし、総合順位では首位とのポイント差を大きく縮めた。
★総合順位は以下のとおり。
首位クアルタラロー(211ポイント)、2位バニャイア(201ポイント)、3位アレイシ・エスパルガロ(194ポイント)
★バニャイア選手のコメント。
【バスティアニーニ選手が挑んでくることは覚悟していたの?】
「2〜3周前からかなり接近して来ていて、抜こうとしてるなって思ってたんで覚悟はできてました。
あそこのコーナーは(※第7コーナー)、僕はいまいちの出来だったんですよ…ちょっと膨らみすぎてしまったんですよね。
2人とも凄いリズムだったじゃないですか…エネアは本当に上手かったですよ。うちより上手かったです。
なんて言えばいいのか…とにかく、自分のリザルトには満足しています。」
【クアルタラロー選手がリタイアしたことは分かっていた?】
「分かってました。第7コーナー立ち上がりの時、巨大スクリーンに『ゼッケン20 クラッシュ』って出てたんで。あと、ビットボードにも出てたし…第1〜2ラップ終わるまで、ずっと『リタイア』って出てましたから。」
【それ以降、どんなレースだったの?】
「普通です。やろうと思ってたことを一生懸命やってました。レースの間ずっと首位に立ち、物凄いプッシュをし続け…その辺については、とにかく満足してます。
今日はドゥカティが、コンストラクター部門のタイトルを獲得してましたしね。まだ残り5戦もあるのに信じられないでしょ。確かにうちは8選手も出てるけど、でも、とにかく良いもんですよ。」
【レース後、バスティアニーニ選手とハグしていたが…つまり、二輪レースは個人プレイと言うわけで…】
「このレースを見て、大勢がああだこうだ言うのを辞めてくれたらと良いんですけどねぇ。
ミザノ決勝戦後、もう、生き地獄って感じだったから…『あれは良くない』とか『バスティアニーニは楽勝だったはずなのに』とか、『バスティアニーニは1周1秒も速かったのに…』とかねぇ。適当なことばかりでしょ。
僕はチームオーダーなんて頼んだことはないし、必要なのは常に相手への敬意とか配慮の気持ちだけじゃないですか。今日はそれがあったでしょ。
エネアは自分の切り札を使って勝ったのだし、本当に上手かったですよ。こう言うのが良いんだし、今後もこう言う対決があった方が良いじゃないですか。
まぁ、当然のことながら、勝つのは自分の方が良いんですけどね。」
【マルク・マルケス不在のチャンピオンシップは価値が半減すると言われているが…不愉快に思う?】
「結局のところ、不愉快ではないです。昨日、僕は気にし過ぎだろうって言われたんですよ。確かにそうなんですよね。今後はもっと平静でいようと思ってます。」
【連勝が途絶えてしまい、残念?】
「たとえムカついたとしても…今日、あれ以上のことは無理だったんで。もしかしたら、最終ラップをもっと上手く乗り切れたのかもしれないけど、無理をして転倒し、確実に取れる20ポイントを逃してしまうのはねぇ…。
勝つ方が難しいわけで…ミスなんてアッと言う間の出来事だから。」
【チャンピオン最有力候補は誰だと思う?】
「ファビオがいまだ総合首位ですからね。確かに、うちはかなり追い上げてきたけど、ただ、現時点で『最有力候補』はいないでしょ。」
【マルケスvsクアルタラロー追突事故は見た?】
「さっき(ビデオで)見ました。ファビオはスタートで順位を下げてしまったから、多分、追い上げていきたくて猛プッシュしてたのでしょう。マルケスの方はリアタイヤが、ちょっと滑ってましたよね。
2人ともかなり接近してたし、けっこうな衝撃だったようで…(中上との)2回目の方も酷かったですよね。
第2ラップでも、路面にまだ破片がたくさん散らばってたから…レッドフラッグでレースを中断していた方が良かったように思います。転倒現場では、かなり減速して走ってましたから。」
【残り5戦のうち、どこかのレースが決め手になりそう?】
「どれも重要レースでしょうね。タイではドゥカティ機が苦戦してたことがあったけど、以前、大変だった所も今はかなりのレベルに達しているから。」
(参照サイト:『Moto.it』)
タイトル争いをしている仲間を攻めてはいけないのか?共倒れを防ぐための対策は?って話は、note『2022 サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPまとめ』でどうぞ!
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大人ですね、奇跡の逆転目指して頑張れー
トップを走ってるライダーがレッドフラッグで良かったと感じるのに走らせるなんてねぇ…
早めの対処があればナカガミの事故も防げたかも知れないのに
誰かが大怪我しない限り変わらない
正直DUCATI上層部の口を閉じさせたほうがいいと思う
あのチームオーダーの件でペッコが叩かれるんじゃペッコが可哀想だ
ペッコの私生活のアレははっきり言って今でも嫌悪してるけど
ペッコのライディングはいつ見ても惚れ惚れする
デスモで違いを出してるのはペッコでありバスティアニーニだしね
あとペッコに限らずライダーはインターネットやSNSから離れるといいよ
ヴィニャはもうそうしたし
マルケスもやってるのはスタッフだしね
同じチームの来季、抜きん出ている二人の競争が激化しないといいが。
決勝中、チャバティが大げさに頭を抱える姿が浮かぶんよなぁ。
コンストラクターズ部門は参加台数で割った平均ポイントにしたほうがフェアだと思うのですが・・・
台数多ければいいってものじゃないけど。
八台もいれば毎レースのポイントはやっぱり安定してますからね。
二台体制のメーカーはかなり厳しい。
>コンストラクターズ部門は参加台数で割った平均ポイントにしたほうがフェアだと思うのですが・・・
どうでしょう?
2019年のマルケスぐらい強いと殆ど一人で3冠取れてしまうので
制度としてはその程度のものだと思います
飛び抜けて速い個人がいると全部ひっくり返るのも醍醐味ではないでしょうか
平均ポイント計算にすると逆にマシンの性能というより
遅いライダーが少ない陣営が有利になってしまいます
今年のKTMとSUZUKIならSUZUKIのが遅いルーキーいなくて平均では有利になっちゃいますよね
グレシーニやVR46に選ばれ8台になったってのも
コンストラクターとしての実力と言えなくもないでしょう…
いや別にDUCATI全肯定ってわけじゃないですけど…