『エスパルガロ:ホンダで誰も助けてくれない…でも、感謝はしてる』
★10月2日(日)、タイGP決勝戦でポル・エスパルガロ(ホンダファクトリー)が14位だった。
★エスパルガロ選手は2021年にホンダから参戦しているが、2年目である今シーズンはさらに苦戦しており、ここまでの17戦でトップ10入りできたのは2回のみである。なお、ベストリザルトはカタール戦の2位。
★現在、ホンダファクトリーはファーストライダーであり、アラゴンGPより約3ヶ月ぶりに復帰したマルク・マルケスに注力している。
なお、マルケス選手は今回、5位だった。
★現在、ホンダは2023年版マシンの開発を進めており、改良パーツはマルク・マルケスとタカアキ・ナカガミにしか提供されていない。
エスパルガロ選手とアレックス・マルケス(ホンダLCR)は、今シーズン末に他メーカーに移籍するためである。
(※ポル選手はKTMテック3へ、アレックス選手はドゥカティグレジーニへ移籍する。)
★ポル選手がタイGP後、次のように話した。
【9月のミザノテストにマルク・マルケスが参加して以来、なにか変わったの?】
「あれ以来、全員、元の作業体制に戻ってしまったんです。まぁ、こっちは何も変わりませんけどね。
僕が今シーズン末に出ていくことは、皆、知ってるし、改良してやろうって言う気持ちにはならないものでしょ。僕は、今ある物を使って、前に進んでいくしかないんです。
新マテリアルは僕の所には来ないけど、もちろん、このまま戦っていきますよ…現在、誰も助けてはくれない状況ですけどね。」
【現在の心境は?】
「僕はこの会社に雇われているのだから、望まれていることをやっていく気持ちです。
もし必要ならば、新しい物も試すし、とにかく、今、僕は良くも悪くも(ホンダの)掌の上にいる状態なんですから。(ホンダのことを)悪く言うのは、お門違いですよね。
悪く言うなんて、見当違いも甚だしいでしょ。このマシンに乗れるチャンスを与えてもらったんですから。
好結果は出なかったけど、とにかく、感謝しています。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
マルク・マルケスとは、どんな人間なのか?って話は、『2022 日本GPまとめ』でどうぞ!
大人な発言。
来季のKTMもワークスティームだから初優勝のチャンスがあるかもしれない。
立つ鳥跡を濁さずですね。
来季KTMワークスではなくTec3でした、すみません。
ホンダにもヤマハにも、速いライダーが誰も乗りたがらなくなるのが見えて怖い。
マルケスやクアルタラロでさえ、どう思ってるのか?23年に復活の兆しがなけりゃ移籍だって考えると思うが…
日本メーカーはGPを牽引してきたが、いい加減、昔の栄光を捨てた方がいい。
今のMOTO GPの契約更改が早すぎるんだよ。
シーズン半ばでチームを放出されるって決まったら、今のチームのために残りのGPで全力出す気になれないだろう。
ほんとそれですね。
諸悪の根源な気がします。
後…ミシュラン・・・