『ペトルッチ:ドヴィツィオーゾと2人でダッリーニャの発明品によく戸惑っていたが…』
★ダニーロ・ペトルッチ(31才)は2012年にモトGP参戦を始め、2015年からドゥカティプラマックチームに加入し、2019〜2020年は同ファクトリーチームから参戦した。
2021年はKTMファクトリーに移籍したが成績が振るわず、同年末にモトGPから撤退した。2022年タイGPでは、ジョアン・ミール代役としてスズキ機で参戦した。
★オーストラリアGPを、久しぶりに自宅でTV観戦したペトルッチ選手が、『La Gazzetta dello Sport』のインタビューで次のように話した。
【ずっとファビオ・クアルタラローが総合首位を固持していたが、遂にフランチェスコ・バニャイアに抜かれ、14ポイントも差をつけられていたが…】
「ファビオにも頑張って欲しいんですよねぇ…あれじゃあ、まるで子供が巨人に立ち向かってるようなもんでしょ。
2〜3ヶ月前までは、1選手が7機のドゥカティ選手と戦わなければならないなんて想像もしなかったことなんだから。
どんどんポイント差が減っていき、頑張っても頑張っても差が縮まっていってたら…そりゃあ、落ち込みもしますよ。」
【ドゥカティは2007年にタイトルを獲得して以来、久しぶりに奪還のチャンスをつかんだわけだが…】
「すべてジジ・ダッリーニャ(ゼネラルディレクター)の功績ですよね。
(ドゥカティファクトリーで)僕とドヴィツィオーゾが組んでた頃、色々と試すように言われては、よく戸惑ってたもんですよ…いったい何の役に立つんだか、見当もつかないような物があってねぇ。
でも、あっちでゼロコンマゼロゼロ秒を削り、こっちでも削りってやってるうちに、結局、レース優勝できるようになるんだから。」
【バニャイア選手は次のマレーシアGPが初マッチポイントとなり、また、ヴァレンシア最終戦はドゥカティ機向きのトラックだが…最近、マルク・マルケスが復調してきており…】
「2戦ぐらい前までのホンダ機はスランプ中って感じで、ポイントも全然取れてなかったのに、今回のオーストラリア戦なんて勝ったも同然って感じでしょ。
ホンダ機については良く分からないけど、とにかく、マルケスは超速ですよね。来年はタイトル争いに加わってくるんじゃないんですか。
となると、今年は(ドゥカティにとって)タイトル獲得の絶好のチャンスになるわけで…だって、来年からはねぇ…。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
ペトルッチ起用で伊メディアは大盛りあがり!って話は、note『2022 タイGPまとめ』でどうぞ!
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