『リンス：なぜスズキがモトGPから撤退するのか…いまだに分からない』
★10月16日（日）、オーストラリアGP決勝でアレックス・リンス（スズキファクトリー）が優勝した。スズキは今年末にモトGP撤退が決まっているため、大きな感動を呼んだ。
★10月20日（木）、マレーシアGPの木曜会見でアレックス・リンス（スズキファクトリー）が、次のように話した。
【オーストラリア決勝戦の動画は観た？】
「飛行機に乗る前、チームと一緒に少なくとも3〜4回は観ました。シンボリックな感じのレースですよねぇ…最低ギャップレースってことで、モトGP史に残るんじゃないんですか。
セパンではどうなるか…楽しみですよ。」
【セパンでのレースに向けては？】
「ここは良い思い出があるトラックだし、2〜3月の冬季テストの時よりも改善されてるんで…全力で頑張りますよ。
目標は常に優勝で、それが無理なら表彰台争いをすることです。天候が未知数だけど、とにかく、金曜セッションから全力で行きますよ。」
【来年はホンダ機に乗るわけだが、オーストラリア戦でマルク・マルケスと戦ってみて…どう思った？】
「（ホンダは）カタール開幕戦は好調だったじゃないですか。ポル（エスパルガロ）はタイの冬季テストも超速だったし。
マシンは悪くなさそうなんですよねぇ…いや、むしろ、良いマシンなんじゃないのかなぁ。改善する必要はあるだろうけど、でも、この間のレースで前を走られた時なんか、『グイグイ曲がって行くなぁ〜』って思いましたよ。」
【ところで、フランチェスコ・バニャイアはタイトルが取れそう？】
「ファビオ（クアルタラロー）やアレイシ（エスパルガロ）は大変でしょうね…冬季テストの際、ドゥカティ機はけっこう速かったから。
でも、僕としては、ヴァレンシア最終戦まで引っ張って欲しいと思ってます…その方がもっと盛り上がるだろうから。」
【ヤマハ機のクアルタラロー選手のついては？】
「直線コースでのパワーがいまいちだけど、けっこう戦闘力の高いマシンだと思うし…シーズン前半はファビオが物凄く活躍してたでしょ。」
【結局、なぜスズキがモトGP撤退を決めたのか…分かった？】
「いや…分からないんですよねぇ。ミザノではチームと日本人スタッフが一緒に夕食を取ったんですが…絶対にスズキ社長は撤退に関し、グッときてる感じだったんですよ。
ただ、とにかく、なんで撤退するのか…分からないんですよねぇ。」
（参照サイト：『Moto.it』）
（Photo：Instagram）
スズキのペトルッチ起用で伊メディアは大盛りあがり！って話は、note『2022 タイGPまとめ』でどうぞ！
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今更思いとどまる事もないだろうけど今回の結果で残ってもらえれば…っても残ったときスタッフはほとんど再就職決まったあとだしレーサー二人もホンダ行き決まってるし無いわな
残り2戦…いいレースを！
キリコさん、ここは、ハッとしてグーでしょう。
リンスさん、それはね、今の日本は株主資本主義だから四半期で配当金が上がらない投資は全て「無駄」以外の何物でもないんだよ。
昔の日本の株主の企業への投資は、その会社の社風や伝統に共感し「投資」したが今の日本の企業の株主はそんな物は何にも無くただ単に「短期で配当金で儲ける「投機」する」だけ。
昔は「会社はその会社で働く労働者、日本社会の物」だったが、今の日本は「会社は株主の物」と言う考え方になってしまっているから目に見える株主への儲けにならないレース活動など無駄でしかないのだよ。
F1でのホンダ撤退、モトGPにおけるスズキの撤退やホンダ、ヤマハ、日本メーカーの衰退はなるべくしてなっている。開発費も「無駄」なお金だからそんなお金があるなら株主に配当しろって株主に要求されるんだよ。
世界で唯一30年間GDPの上がらない日本の国力の衰退をモトGPの昨今の勢力図はよく表している。
撤退は相談役の鶴の一声かと。 創業者一族が会社を運営しているオーナー企業は、社長、会長より力がある人間が存在する。 もし、社長の判断を押し切って、相談役が撤退を強行に決めたとしたら、現場のスタッフは本当に気の毒だ。2020年のチャンピオンであり、ホンダ、ヤマハとは違う文化、そして技術を持ったスズキの撤退は重ね重ね残念。カワサキが撤退した時は、モトＧＰというカテゴリーから撤退するという企業としての総意という印象があったが、今回は社長ですら100％納得していない、つまり総意ではなく、最も権限を持つ人間の一存で決められたように見える。
将来的にガソリン等の燃料を使ったエンジンは販売出来なくなるから今は方向性を変える時期何じゃないかな…
BMWか最近急にEVになるこの流れはおかしいと主導してた企業の一つなのに言い始めましたから…これでやっぱりEV社会無しとかの流れになったら日本メーカー踏んだり蹴ったりですね