『ペドロサ:モトGP機に乗るため、僕は自分で自分を騙してきた』
★ダニ・ペドロサ(37才、モトGPで2007/2010/2012年に総合2位)は2006年にホンダファクトリーからモトGP昇格し、2018年末にモトGPを引退した。2019年よりKTMテストライダーを続けており、2023年からはTV解説の仕事も始める予定である。
★最近、ペドロサ元選手が『Motorbike Magazine』のインタビューで次のように話した。
【自身のキャリアを振り返ってみて、心残り等はある?】
「全体的には穏やかな気持ですけどね…常にベストを尽くしてきたし、何か起きても努力してきたんで。何かが上手く機能しない時は、僕が戦ってきたし。
メンタル面に関する努力を色々とし、体力面においても色々とやったし、技術面においても上手くいくよう色々とやってきました。自分が抱えていた問題に目を背けず、常に立ち向かい、前に進んできたんです。
密な作業をし…レースに向けてのセッティングに手を入れてました。モトGPに昇格したばかりの頃、僕はレース序盤は速いのに終盤で失速していたもんですから。
まぁ、最終的には速くなりましたけどね。とにかく、あらゆる面に手を入れていったんです。」
【別の努力の仕方の方が良かったかも…なんて思うことはある?】
「強いて変えるとしたら…いや、と言うか、もっとも学んだと思うことは、自分で自分を騙してきたと言うことぐらいですね。
モトGP昇格した時、すぐに『このマシンは僕には大きすぎる』って思ったんですよ…バランスが悪いってね。
でも、その後、そう言う想いを抱き続ける代わりに、自分に言い聞かせると言うか、自分で自分を騙すことにしたんです…『大きすぎたりはしない』って。
どうにかして、自分に『大丈夫だから。バランスは取れてるから』って言い聞かせたんですよ。確実に、それが助けになったんでしょうねぇ。」
[ 後半に続く ]
(参照サイト:『Motorcyclesports.net』)
(参照サイト:『Motorcyclesports.net』)
(参照サイト:『Motorcyclesports.net』)
(Photo:Instagram)
マルケスとホンダの間に溝ができ始めてる?って話は、note『2023 ヴァレンシアテストまとめ』でどうぞ!
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常に己との闘いだったのですね
ペドロサは凄かった!
MOTOGPに上がった時、正直彼にはきついだろうなって思ってた。体格的にも250がベストだったからね。
それでも努力と忍耐であんなモンスターに乗り続けてた彼には頭が下がるし、今やレジェンドだからね。