『メレガッリ:F1エンジニア開発の新エンジン使用は2024年から…』
★1月17日、ヤマハがジャカルタで2023年モトGPファクトリーチーム&マシンのプレゼンテーションを行った。
★ヤマハはエンジン改善に向け、2022年初め頃からF1エンジニアのルーカ・マルモリーニ氏を招聘して開発を続け、茂木やミザノ等のテストでは好調だったが、なぜか昨年11月のヴァレンシアテストでは不評だった。
★ヤマハのマイオ・メレガッリ氏(スポーツディレクター)が、先日の『La Gazzetta dello Sport』記事内で次のように話した。
【マシン開発については?】
「スピード面の改善を第一優先させてます。エンジニア陣が示す数字を見ると勇気づけられるんですが、エアロダイナミクスの方にも集中してまして…特にコーナー進入に関連してですね。
モルビデッリ向けにと言うことも、少し考えているんですよ。2022年版マシンはあまり曲がらず、(モルビデッリは)クアルタらローよりも苦労してましたからね。」
【マルモリーニ氏が手掛けているエンジンの進捗具合は?】
「マルモリーニとのコラボの結果は、2024年に披露できるでしょう。2023年版エンジンは、まだ2021年と2022年版の後継なんでね。
現在、マルモリーニは2024年版の方に集中しているんですよ。」
【2023年版エンジンは、昨年11月のヴァレンシアテストで不評だったが…】
「大量のものを一遍に試しすぎてしまったか…もしくは、順序を間違えてしまったか…。新エンジンがもたらしてくれた結果により、別の面でちょっと不足が出てしまったんですよ。
さいわい、ヴァレンシアテストでそれが判明したので、修正することができました。(今年2月の)セパンテストで起きてたら、もっと酷い状況になっていたでしょうからね。」
【現在、苦戦中のフランコ・モルビデッリの契約は、2023年末に終了するが…】
「去年は、2020年の時のような走りをマシンにさせようと頑張り、結局、道を間違えてしまったんです。
ただ、良い意味で頑固な選手ですからね。レースの翌日…月曜日にはすぐエンジニア陣と電話で連絡を取り合い、改善に向けての作戦を練ってましたから。
気持ちが折れたところなんか、見たことないですよ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
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ヤマハの戦闘力が高まればまた白熱したレースが期待できますね。
昨年のパフォーマンスからすると今年のチャンピオンシップ争いはペッコ、ファビオ、マルク、バスティアあたりかな?
KTMのミラーや、ホンダのミル、リンスなど移籍組のパフォーマンスも楽しみ♪
モルビデリの本来の走りが取り戻せるマシンを是非。モルビィ頑張って!そうならないとファビオスペシャルって言われて、ロッシや他のチームもはサテライトにはなりたいと思わないでしょう。