『ジャーヴィス:ラズガットリオグルはヤマハM1機のライディングポジションを変える必要があった』
★4月10〜11日、KTM主催のモトGPプライベートテストがヘレス・サーキットで行われ、ドゥカティ以外のテストライダーが参加した。
★同テストでトプラク・ラズガットリオグル(26才)が、カル・クラッチロー(ヤマハ・テストライダー)の指導のもとでヤマハのモトGP機(YZR-M1)2023年版で走行テストを行った。
★同テストにはヤマハのリン・ジャーヴィス氏(モトGPマネージングディレクター)、マイオ・メレガッリ氏(モトGPスポーツディレクター)、アンドレア・ドゾーリ氏(SBKプロジェクト代表)も同席した。
★リン・ジャーヴィス氏が『Speedweek.com』のインタビューで、次のように話した。
【ラズガットリオグル選手の、今回のモトGP機テストについては?】
「トプラクは身長が185cmで、ちょうどヴァレンティーノ・ロッシぐらいの体型なんですよ…多分、ヴァレより1〜2kg重くて、ファビオ(クアルタラロー)より2cm高いぐらいでしょうね。
このため、トプラク用にライディングポジションを改良する必要があったんですが…当初、本人は座り位置が高すぎると感じていたようです。それで、初日はちょっと時間を食ってしまいました。」
★ラズガットリオグル選手はライディングポジションの修正後、周回ごとにマシンに馴染み、11日(最終日)もわずかにタイムを上げていた。
★なお、ヤマハは来週もアラゴンでプライベートテストを行うが、ラズガットリオグル選手の参加は現時点では予定されていない。
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
ヤマハは去年のマシンを使っているように見える…って話は、note『2023 ポルトガルGPまとめ』でどうぞ!