『モルビデッリ:中上、本当にありがとう…なにか贈りたいぐらいだ!』
★4月29日(土)、スペインGP モトGPクラスでフランコ・モルビデッリ(ヤマハファクトリー)が予選で14位、スプリント(短縮レース)で16位だった。
★スプリントはスタート直後にモルビデッリ選手が第2コーナーのイン側からアレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)を抜こうとして接触し、マルコ・ベッツェッキやアウグスト・フェルナンデスを巻き込んで多重クラッシュが発生した。これによりレッドフラッグが提示され、レースが中断した。
★なお、同クラッシュによりモルビデッリ選手は処罰が科せられ、レース中にロングラップペナルティ1回を実行しなければならない。同選手側から異議申し立てが出されたが、棄却された。
★モルビデッリ選手のコメント。
【スプリントの多重クラッシュについては?】
「僕はマルケスを抜こうとしてたわけじゃないんですよ…ただ、自分のラインでコーナーを回ろうとしていただけで。
マルケスがクアルタラローに抜かれて、少し膨らんでしまったんですよ。それでスペースが空いたんで、僕は自分のラインで行くことにしたんです。
ところが、(マルケスが)僕に気づかず、スペースを空けず…ラインをカットしてきたんでぶつかってしまったんです。
僕は誰のことも抜こうとはしてませんよ。」
【転倒し、コース上に放り出された貴方のことを、タカアキ・ナカガミが上手く避けていたが…】
「深刻な事態にならず良かったですよ…コースの真ん中に放り出されてしまいましたからねぇ。
特にナカガミに…彼の反射神経に感謝しています。感謝の気持として、なにか贈りたいぐらいですね。全力で僕を避けてくれて…ほんのちょっとだけ、接触しただけで済んだんですから。
深刻な事態になっても、おかしくはなかったのに。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Twitter)
実は今年の5メーカー機に大きな差はない!?って話は、note『2023 アメリカズGPまとめ』でどうぞ!
本当に大事にならなくてよかった!中上さん、さすが。モルビデリのコメントもいいですね。
タイトルだけ見ると何かやらかしたのかと思ってドキッとしました、、
マルケスがカブしてきたのを避けようとして、さらにバンク、または、ぶつけられてスリップダウンした様に、感じた。モルビデリの主張のままの様にみて取れた。バニャイアの順位繰り下げの処分は無いわ。今後レースが台無しになる判定は勘弁して。