MotoGP

マルク・マルケス『恐怖はない…今まで通り、参戦するなら攻めるのみ』2023 フランスGP

『マルケス:恐怖はない…今まで通り、参戦するなら攻めるのみ』

★5月11日、フランスGPの木曜会見でマルク・マルケス(ホンダファクトリー)が次のように話した。

【3月末のポルトガル開幕戦で負傷し、ついに復帰となったが…】
「そうですね。またこうして来られるなんて素晴らしいですよ。とは言え、今週末に関して、それほど大きな期待はできないんですけどね。
第一目標はリズムを取り戻すことです。久しぶりの操縦だから。右手を骨折して以来、ベストな状態でのトレーニングができてないんで、その点を考慮していかないと…。
今回のGPはホンダにとっても有益ですからね…ヘレスで重要なテストをしてたんで、今回は僕がまだ試せてないマテリアルを試し、情報を収集していくことになります。」

【欠場していた間、メンタルの方は…?】
「冬季間中は開幕戦を目指して作業を重ね、冬季テストでも頑張って、ポルトガル開幕戦では強い走りができてましたからねぇ。ところが、また事故になってしまって…。
メンタル面に関しては…僕はこうした状況に慣れているとは言え、モチベーションを上げるのは大変でした。とにかく、日頃の習慣を続けることが重要でしたね。」

【貴方のドキュメンタリーでホルヘ・ロレンソが、『恐怖を感じないレーサーはマルケスだけだ』と言っていたが…】
「恐怖については、気にはしてません…時には、それが限界になってしまうこともあり…でも、そこが強みになる場合もあるでしょ。
今は経験の方を駆使してますけどね…今回の骨折についてもそうだし。2020年の骨折事故以来、医師陣の話はしっかり聞くようにしています。
まぁ、以前より保守的になった程度で、これまでの諸々に対して恐怖はもう抱いてません。メンタル的には今まで通りですよ…参戦するなら攻めるのみです。」

【例の『ロングラップペナルティ2回実行』処分は無効とされたが…】
「僕はポルトガルでのミスにより処罰が下され…妥当な処罰だと思ったから、異議申し立てはしませんでした。
ただ、規則は明白ですからね。僕はアルゼンチンGPで実行するよう命じられたんです…その際、それはきちんと確認もしました。
ところが、その2日後に『復帰した際のGPで実行』と変更され…こうなると、もう僕は無関係ですよね。僕のミスではないのだから。」

【他の選手らが不公平だ思うのでは…?】
「そう言うことを話題にする人間は少ないと思いますよ…不公平だって責めた翌週に、自分が同じミスを犯してしまうかもしれないのだから。
正直なところ、僕ら選手は転倒したいなんて思ってないし、皆、表彰台に上がりたいって思ってるんですよ。でも、常に限界ギリギリで、ミスが起きる可能性は常にあるんです。
単独でミスった時は問題が起きないけど、残念ながら、他の選手を巻き込んでしまうこともあるわけでしょ。」

【ところで、フランスGP中にカレックス製フレームを使用する予定は?】
「ありますよ…金曜FP1で試すでしょうね。今週末のレースが終わったら3週間のブレイクがあるから、チームのための情報収集は重要なんですよ。」

【同フレームの合否をはかるには、『感触』が重要なの?】
「いいえ、タイムだけです。速くなるかどうかだけですね。」

(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram

チェッキネッロのカレックス製フレームについての説明は、note『2023 アメリカズGPまとめ』でどうぞ!

POSTED COMMENT

  1. kai より:

    まずは他者を巻き込まないようにお願いします

  2. キャメル より:

    自分の限界点は自分でも解ってるはず。
    ブレーキが効くか効かないかもコースを走ってれば解るはず。ルーキーじゃあるまいし。

    貴方のもしかしたらココで抜けるかもって、一か八かでコーナーリングはするもんでない。
    ライバル達へのリスペクトを忘れちゃいけないよ。

  3. ミラノマルコ より:

    残念

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