『2023オランダGP モトGP FP1リザルト&トピックス』
★6月23日(金)、オランダGP モトGPクラスのFP1が行われた。
★快晴。路面温度は35度以上。
★同GPの欠場・復帰情報はこちら。
★ドゥカティ
首位マルコ・ベッツェッキ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー)。1’32”246記録。2022年の同GPではモトGP初表彰台を獲得している。
チームメイトのルーカ・マリーニは6位(VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。
3位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ、2022年はホンダLCR所属)。2022年版マシンを使用。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは14位。
4位ヨハン・ザルコ(ドゥカティプラマック)。高速遡行中に転倒、ケガなし。
チームメイトのホルヘ・マルティンは8位。
12位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、2022年チャンピオン)。いつも通り、セッション終盤でもタイヤを替えず。マシンの感触が掴みきれず苦戦気味で、マシンを止める際に苦労している模様。特にS字での高速左右切り替えで苦戦しており、ピットボックス内でジジ・ダッリーニャ氏(ゼネラルディレクター)と長々と話し合っていた。なにかが上手く機能していない模様。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは17位(2022年総合3位)。第10コーナーで転倒、ケガなし。
★アプリリア
2位マーヴェリック・ヴィニャーレス(アプリリアファクトリー)。+0”314。得意トラックで、2022年の同GPでは3位を獲得している。また、2021年のヤマハ機での最後の表彰台もここである。昨日、本人が「ザクセンリンクでのエンジン故障が幸いしました…おかげで問題点が分かったんで」と言っていた。
チームメイトのアレイシ・エスパルガロは10位。
テストライダーのロレンツォ・サヴァドーリは20位。
15位ミゲル・オリヴェイラ(アプリリアRNF、2022年はKTMファクトリー所属)。
チームメイトのラウル・フェルナンデスは18位(2022年はKTMテック3所属)。
★ヤマハ
5位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー、2022年総合2位)。ジョギング中の転倒により左足首を捻挫し、左足の親指を骨折。かなり足を引きずって歩くが、鎮痛剤なしで走行。昨日、本人が「ザクセンリンクで強い走りができないならば、もうどこのサーキットでも無理だ」と言っていた。FP1は上手く乗り切ったが、ヤマハ機の欠点はセッションを重ねてもマシンを改良していけないことである。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは16位(VR46ライダーズアカデミー)。
★ホンダ
7位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR)。
チームメイトのステファン・ブラドルは19位。アレックス・リンス代役。
21位マルク・マルケス(ホンダファクトリー)。昨日、本人が「モチベーションはもうない…今回は情報収集のためだけに走行する」と言っていた。
チームメイトのイケル・レクオナは22位。ジョアン・ミール代役。
★KTM
9位ジャック・ミラー(KTMファクトリー、2022年はドゥカティファクトリー所属)。
チームメイトのブラッド・ビンダーは11位。
13位アウグスト・フェルナンデス(GASGASテック3、2022年モト2チャンピオン)。
チームメイトのジョナス・フォルガーは23位。最下位。ポル・エスパルガロ代役。
『2023 オランダGP モトGP FP1リザルト』
(Photo:Motogp.com)