ミラー『どの選手と組んでも、なぜ上手くやれるの？』

『ミラー：どの選手と組んでも、なぜ上手くやれるの？』

★9月8〜10日、サンマリノGPのモトGPクラスで、ジャック・ミラー（KTMファクトリー、28才）が予選18位、スプリント15位、決勝転倒リタイアだった。現在、総合10位（104ポイント）。

★先日、ミラー選手が西サイト『Motosan.es』のインタビューで次のように話した。

【今シーズン、ＫＴＭ機が大きく成長しているが…】
「長所がたくさんあるんですよ…ブレーキングとか加速とか、トップスピードなんて満足感高いし、ハンドリングも良いですよね。
あと、これまで乗ってたマシンと比べ、方向転換がしやすいですよ。安定感も悪くないし。
短所は正面ウィンドウがちょっと小さすぎることかな…トラックコンディションは変化していくものだから、合わせづらくって。
ドゥカティ機2017年版に乗ってた時、同じようなことに気づいたんだけど…ウィンドウが丁度いいと上手く走ってくれるのに、ちょっとでも変わると問題が出てしまってたんですよ。」

【貴方はどの選手とチームを組んでも、上手くやれるようで…】
「人当たりが良いし、自己中じゃないんでね。とにかく、チームのことを一番に考えてるんですよ…コンストラクターズタイトルにしろ、チームタイトルにしろね。
そりゃあ、誰だって、ライダー部門のタイトル獲得を夢見てるわけで…だから、チームメイトが一番のライバルだなんて言われてるけど、やっぱり、敵にするべきじゃないでしょ。
こっちの調子が悪けりゃ、チームメイトの存在が大切になってくるんだし、あっちが苦戦してる時は、こっちを必要とするもんなんだから。（互いの）データを確認するとか、アドバイスを与え合うとかでね。
年間20ＧＰほどあり、1年の半分は一緒にいるんだから、雰囲気が良いってのは重要でしょ。これまでずっと、最高チームメイトばかりですよ。」

（参照サイト：『Corse di moto』）
（Photo：Instagram）

ヴィニャーレスの方が速いが、意志が強いのはエスパルガロって話は、note『2023 カタールニャGPまとめ』でどうぞ！