エスパルガロ、2015年セパン事件を振り返る『ロッシとマルケスは、2人とも悪い…』

『エスパルガロ：ロッシとマルケスは、2人とも悪い…』

★9月21日、アレイシ・エスパルガロ（アプリリアファクトリー）が自身のYouTubeチャンネルに、ファンからの質問に次々と答えていく動画を投稿した。
そのうちの1つに、『2015年に起きたヴァレンティーノ・ロッシvsマルク・マルケスの一件について、どう思う？』と言う質問があった。

★エスパルガロ選手のコメント。

「あの2人をああ言う風にしてしまった諸々すべてが、僕は嫌でしたね。
マルクはヴァレンティーノに対して、もうちょっと品の良い行動を取るべきだったと思うし…ヴァレンティーノはタイトル争いをしてたんだから、セパン決勝戦であんな風に妨害しまくるべきじゃなかったんですよ。
それに対するヴァレンティーノの行動も露骨でね…（マルケスを）コース外に押し出してたじゃないですか。あれは、あの時のレース内で処罰を科せられるべきだったでしょうね。
あの一件で起きた諸々は、モトGPのためにならなかったと思うね。あの2人は間違いなく、このスポーツのベストライダーなんだから。
ことの重大さを思えば、このスポーツにとって最悪の出来事でしたよ。」

※2015年はヴァレンティーノ・ロッシとホルヘ・ロレンソがタイトル争いをしていたが、シーズン終盤のオーストラリア戦後にロッシ選手がマルケス選手に対し、「ロレンソが有利になるような八百長レースをしていた」と糾弾した。
これに怒ったマルケス選手は、セパン決勝戦の際、執拗にロッシ選手に絡み続け、最後はロッシ選手によりコース外に押し出され転倒リタイアとなった。
このため、ロッシ選手にはヴァレンシア最終戦でグリッド最下位スタートの処罰が科せられ、結局、タイトルはロレンソ選手が獲得した。

（参照サイト：『Corse di moto』）

マルケス変化…やはり、ホンダ離脱なのか？って話は、note『2023 サンマリノGPまとめ』でどうぞ！