『バニャイア:またポイント差を縮められたけど、こう言うプレッシャーって嫌いじゃない』
★9月29〜10月1日の日本GPで、モトGPクラスのフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が予選2位、スプリント3位、決勝2位だった。
★バニャイア選手は総合首位を固持したものの、総合2位ホルヘ・マルティンの方が今回もレースでは上位だったため、遂に3ポイント差まで縮められてしまった。
★とは言え、バニャイア選手も速い走りはしており、昨年は苦戦していたウェットコンディションも好調だった。
★バニャイア選手のコメント。
【今回の決勝については?】
「かなりの混乱状態だったけど、良いレースでした…本当に楽しめたんですよ。でも、楽ではなかったですけどね。
最初はミディアムを履いていたんで、ちょっと苦戦してしまって…路面には水があまりなかったので、ひたすら先に進むよう頑張ってました。アッと言う間にオーバーヒートして、特に中央部分が損耗しかねなかったんで。
そのため、レース序盤ではずっと大人しい走りをしてたんです…僕の計画としては、ラスト10周からプッシュしていこうと思ってたんで。
結局、コンディションのせいでそう言う運びにはならず…でも、満足はしてます。
今年はウェットで高い戦闘力を発揮できてるんで。アルゼンチンも今回も、そう言う走りができてますから。おかげで幸いなことに、完走できました。
確かに、またポイント差を縮められてしまったけど、今日のレースはけっこう楽しかったんですよ。
全体としても、ポジティブな週末だったし、今回、浮上してきた問題点の解決策も上手く見つけられました。」
【3ポイント差となり、タイトル争いはまた一からの戦いとなるわけだが、残り6GPについてはどう考えている?】
「こう言う状況は既に経験済みなんで、どう乗り切るかは心得てます。それに嬉しいんですよ…まさに『勝負』って感じじゃないですか。
しかも、内輪の勝負もあるから…ベス(ベッツェッキ)を忘れてはいけないんでね。常に速いから。
けっこう面白くなるんじゃないんですか…通常、こう言うプレッシャーって世間も好きじゃないですか。僕としても、不快な状況ではないです。」
【今後、心配なサーキットはある?】
「去年、インドネシアで技術的に難しいコンディションになっていたでしょ。その後、どうなっているのか…。それ以外は、全部好きなトラックですけどね。」
(参照サイト:『Moto.it』)
バニャイアの欠点はマルケスと同じ…って話は、note『2023 インドGPまとめ』でどうぞ!
日本メーカーやマルケスの事で賑わってるけど、レースとしては近年で一番面白い。来年はここにバスティが絡んでくるとして!?どこまで日本メーカーが一矢報いれるか!?毎戦楽しみですな。
接戦になるのがワンメイクの面白さでもあるもんね
去年は中盤からペッコのDUCATIが仕上がり、ファビオのYAMAHAが絶不調になって(今に至る)マシン差をまざまざと見せつけられた
去年は型落ちのバスティアと争ったけど、今年のマルティンは対等のマシン
メーカーの争いは無いからオーダーも無いだろうし、ガチ勝負で怪我なく最後まで盛り上げて欲しいね