『マルティン：また首位に立てたってことが重要…まだ祝うには早いけど』
★10月28日（土）、タイGPのモトGPクラスでホルヘ・マルティン（ドゥカティプラマック）が、予選首位、スプリント首位だった。
★タイトル争いに関しては、マルティン選手と総合首位フランチェスコ・バニャイアが18ポイント差にまで縮まった。
★バニャイア選手のコメント。
【すぐに首位に立ち、また後続を大きく引き離していたが…】
「スタート前から、どう言う風になるかは分かっていて…好ペースの選手も多かったし、皆、拮抗してましたからね。
スプリントでの競争力が高いことは分かってたけど、正直な話、もうちょっとグリップがあると思ってたんですよ。
明日の決勝は厳しいでしょうね…リアミディアムだと、難しいように思います。」
【今日の序盤ラップはどんな感じだったの？】
「スタートはいまいちだったんですよ…マリーニが僕より上手かったんですよね。
でも、立場上、リスクを負わなければならないから、第1コーナーで頑張ってみました。マリーニよりも遅めにブレーキをかけたんです…けっこうな覚悟でした。
その後はプッシュしまくって…でも、平常心を保ちつつ…。
でも、現在の僕の平常心って言うのは、ライバル陣よりも速く走るってことなんで…ただ、タイヤが予想外にタレてしまい、最後は楽じゃなかったです。
マリーニが2位だった時は僕の方が力があるって思ってたんですが、ビンダーが2位になった時は追いつかれるかもってヒヤヒヤしてました。リズムがそれほど上がってはいなかったんで…。
でも、安全なだけ引き離しておけたんで、そこが鍵になりましたね。」
【今日の優勝は大きい？】
「また首位に立てるようになるってことが重要だったんですよ。まぁ、祝うにはまだ早いですけどね。
とは言え、（バニャイアとの）ポイント差も、思いの外、縮めることができました。」
【明日の決勝に向けては？】
「暑いだろうし、長いレースになるでしょうね。今日、収集した情報も役に立つでしょう。
明日はバニャイアが伸びてくるはずだし、ベッツェッキももっと強い走りをしてくるでしょう。あと、アプリリア勢の戦闘力も上がるだろうし。
とにかく、厳しいレースになるでしょう…まずはタイヤ選択ですよ。他の選手らの動きを観察しないとね。」
（参照サイト：『Moto.it』）
タイトル争いの行方は？って話は、note『2023 日本GPまとめ』でどうぞ！
