バニャイア『僕の場合、プレッシャーは励みになる』2023 マレーシアGP

『バニャイア：僕の場合、プレッシャーは励みになる』

★11月9日、タイマレーシアGPの木曜会見でフランチェスコ・バニャイア（ドゥカティファクトリー）が、いつも通りの穏やかな様子で次のように話した。

★バニャイア選手のコメント。

【あまり心配はしていないようで…】
「実のところ、今回は得意トラックの1つなんですよ…どのクラスでも良い思い出があるんですよね。
今回は天気がどうなるか（※本日は終始雨）…とにかく、どんなコンディションでも高い戦闘力でいけると思ってます。
トラックは部分的に再舗装されているし（※第7/12コーナー）、こう言う暑さもポジティブなんですよね。」

【タイＧＰ後、『予選で首位にならなければ』と言っていたが…】
「そうなるよう願ってます。もちろん、可能性はありますから…セパンは2月テストの時も強い走りができてたんで。
その点についても、マルティンと良い対決になればと願ってます。」
（※現在、バニャイア選手は総合首位で、総合2位のホルヘ・マルティンとは13ポイント差。）

【プレッシャーを感じる？】
「この手のプレッシャーって、良いもんなんですよね。重要な何かを賭けて戦ってるってことだから…例えば、世界タイトルとかね。
どう言う風に立ち向かっていくかはそれぞれだけど、僕の場合、プレッシャーは励みになるんですよ。」

【去年のマレーシアＧＰと比べると…？】
「去年は3日間ずっとプレッシャー漬けで…でも、レース優勝できました。
多分、去年の経験が助けになってくれると思うんですが…ただ、今年は状況がけっこう違うから。
とにかく、プレッシャーでモチベーションを上げていきます。」

【マルティン選手がタイヤ空気圧で警告を受けてしまっているので、貴方にとっては有利に働くかも…】
「僕にとっては『ジョーカー』って感じで…こう言う切り札があるのは重要ですよね。でも、カタールでの方が重要でしょう…あそこは気温が低いから。
僕は規則違反をしてまで有利になろうとは考えないけど、でも、限界の範囲内だけで頑張るのは本当に厳しいものだから。
そう言う点においても、うちのチームは素晴らしい仕事をしてくれていると言うことですね。」
（※もしマルティン選手が同違反を繰り返した場合、次は3秒加算ペナルティとなる。）

【アルヴァロ・バウティスタのワイルドカード参戦については？】
「本人にとっては、楽しめる良いチャンスでしょうね。うちのマシンは色々な点において、本当に物凄いんで。
多分、トップ10入りできたら、ポジティブな結果なんじゃないかと思います。」

【2024年にマルティン選手が、エネア・バスティアニーニに代わって貴方のチームメイトになるかも…】
「分かりません…その手の話に僕は関わらないんで。でも、（もしマルティンに代わったら）バスティアニーニにとって、フェアじゃないと思います。」

（参照サイト：『Moto.it』）
（Photo：Instagram）

バニャイア＆マルティン比較：チームの違いは？って話は、note『2023 インドネシアGPまとめ』でどうぞ！