『アルデゲル:(モトGP昇格は)僕が決められるわけじゃないから…』
★2023年のモト2クラスでフェルミン・アルデゲル(18才、Speed Up、スペイン出身)が、表彰台を7回獲得した(優勝5回、3位2回)。
しかも、終盤は6戦連続で表彰台に上がり、ラスト4戦連続で優勝した。総合3位(※首位と120.5ポイント差)だった。
★アルデゲル選手は2024年に向け、モトGP昇格のオファーが来ていたが、結局、現チームでモト2継続となった。
★アルデゲル選手が『Dazn』の12/12前後インタビューで次のように話した。
【ヴァレンシア最終戦も優勝していたが…】
「すごく良かったですよ…観客の熱気がビンビンに伝わってきてました。
途中、左腕が痛くて死にそうだったんですけどね…ヴァレンシアは左折コーナーだらけだから。
でも、『今日は観客のために頑張るぞ!』って思って…そうしたら力が湧いてきたんです。でも、いったいどこから沸いてきたんですかねぇ。」
【終盤は大活躍で、モトGPチームからオファーも来ていたが…】
「結局、苦い思い出になってしまったけれど…でも、なにか起こる時って言うのは、それなりの理由があるからだって思うんですよね。
もしかしたら、来年はモト2のタイトル争いで大活躍できるのかもしれないし。チャンピオンになれば、色々な可能性が舞い込んでくるだろうしね。
確かに、(今年は)モトGP昇格がかなり良い線まで進んでたけれど、僕が決められることじゃないんで。
僕以外の人達が決めたんですけど…まぁ、気持ちはなかなかスッキリしませんよね。
とにかく、最終的にはたっぷり楽しめるはずなんで。」
【2024年はモト2のチャンピオン候補としてスタートするわけだが…】
「ある意味、良いことですよね…でも、そうじゃない面もあります。結局、プレッシャーは増すわけだから。
でも、まだ18才なんで、とにかく、この一瞬一瞬を楽しんでいきます。
来年もモト2で楽しめるんだし、タイヤが新しくなって色々と変わるから未知の世界でしょ。」
★アルデゲル選手は2021年にモトE参戦し、総合9位となった。また、同年に『Speed Up』から負傷選手の代役としてモト2クラスにも何回か参戦した。
2022年は同チームからモト2クラスにフル参戦し、総合14位となった。2023年も継続し、シーズン終盤に大成長した。
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
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今好調だと来年タイヤが変わるのが恐ろしいよね
タイヤ変更をものともせず活躍できると逆に適応力の試金石になって評価上がりそう
18歳でmoto2のチャンピオン候補とは相変わらずスペイン人ライダーの選手層は厚いですね…
ほんと、次から次から溢れる才能の選手が現れて、うらやましすぐる。