ミラー『まだ自分はピークに達していない…これからだ！』

『ミラー：まだ自分はピークに達していない…これからだ！』

★ジャック・ミラー（KTMファクトリー、28才）がモトＧＰの2023年シーズンで、総合11位（-304ポイント）だった。3位を3回獲得（スプリント2回、決勝1回）。

★ミラー選手は2018年からドゥカティ機でモトGP参戦していたが、2023年よりKTM機に乗り換えた。

★11月28日（火）、2024年シーズンに向けてのヴァレンシアモトGP公式テストで、ミラー選手は9位だった。

★ミラー選手が『Speedweek.com』のインタビューで次のように話した。

【2023年シーズンの成績を自分でつけるなら、何点？】
「10点満点中の5点ですかね…もっと期待してたんで。二輪レーサーとしては、常にもっともっとって思うものなんだし。
上手くいってた点もいくつかあったけど、もっと上手くやりたかったと思うエリアもありました。上手く出来なかった理由は、自分で立てていた目標が高すぎたからでしょうね。
マシンには上手く適応できたし、チームとも上手く作業でき、好リザルトもいくつかだせたけど…もっと好結果を出せると思ってたんですよ。
でも、ミスったり、転倒してしまったりでね。」

【シーズン序盤はKTM機でけっこう速い走りをしていたが…】
「当初は上手く作業していけたんですよ…マシンをものにしようと色々と努力したし、マシンをもっともっと理解しようと頑張ってたんです。
ただ、その後、いくつかの点が限界に達してしまい…シーズン中にレベルが上っていってたから。皆、どんどん強くなってたじゃないですか。
個人的には、日本GP以降はまた前の方で出ていけてたと思うんだけど。」

【2024年は好結果を出せそう？】
「そう思ってます。リザルト的には分かりづらいだろうけど、僕としては年々良くなっているし、強くなってるんですよ。
まだ、自分のピークには到達してないと思うんですよね。まぁ、努力して成長し、戦略を駆使した結果で到達するものなんだけど。
とにかく、ミスから学びましたよ。」

★なお、ミラー選手の現在の契約は2024年末に終了するが、新人のペドロ・アコスタが後任の座を狙っている模様。
ちなみに、チームメイトのブラッド・ビンダーは2026年末まで契約更改済みである。

（参照サイト：『Corse di moto』）
（Photo：Instagram）

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