『クアルタラロー:心理カウンセリングについて語る』
★ファビオ・クアルタラロー(24才)は、2019年にヤマハペトロナスからからモトGP参戦した。
2021年にヴァレンティーノ・ロッシ後任としてヤマハファクトリーに昇格し、同年、モトGPタイトルを獲得した。
なお、2022年は総合2位、2023年はレース優勝は皆無で総合10位だった。
★2022年シーズン後半からクアルタラロー選手は、ヤマハ機の不調によりストレスを抱えていたため、スポーツカウンセリングを受けることにした。
★先日、クアルタラロー選手がモトGP公式ポッドキャストで次のように話した。
【怒りについて…】
「僕は何に対してもすぐにカッとなって、叫んでしまうんです。
それで、メンタルコーチに付いてもらうことにして…日々の生活の中で助けてもらってました。あと、メカニックとの人間関係についても聞いてもらって。
誰のことも低く見たりはしてないんですが…とにかく、声を荒らげても何の助けにもならないんですよね。具体的に何があったのか…叫んでも伝わらないのだから。」
【カウンセリングのおかげで作業方法も改善され、マシンの実力を引き出せたのだそうで…】
「上手く機能していない箇所を、突き止められるかどうかが重要なんですよね。
文句を言うだけじゃ駄目なんですよ…実際にマシン作業をする人達は、問題にどう対処すれば良いか分からないわけだから。
弱点がコーナリングなのか、それともブレーキやグリップなのか…きちんと突き止めることが重要なんであって。
良い勉強になりました…大変な時、ポジティブなアプローチを続けられるようになったんですから。」
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
いかに日本メーカーが再スタートを切るかが楽しみ!…って話は、note『ヴァレンシアGPまとめ』でどうぞ!
ファビオのハンマータイム見たいな。
誰だって、自分の思いどうりにならなかったり、勝てないときって、何かに怒りをぶつけたくなるのは人間として普通のことだけど、その感情が結果的にどのように働くのかを考えられるようにするのって結構難しいだろうなぁ。
それってモトGPだけじゃなくて一般社会でも起こりえるし、人として成長するには必要なことでもあるしね。
昇格まもなくエースに祭り上げられ、開発能力まで問われる立場になってしまうと、気苦労が絶えなかったでしょう。元タイトルホルダーとして、そろそろ円熟味の増した手綱さばきに期待します。
専門職のメンタルコーチのケアを受けていたら貴乃花も変な整体師に引っかかって洗脳騒動とか起きなかったのかな。
motoGPと関係ない話ですまんがそんなことを思いだした。