MotoGP

マリーニ説明:VR46ライダーズアカデミーのトレーニングについて

『マリーニ説明:VR46ライダーズアカデミーのトレーニングについて』

ヴァレンティーノ・ロッシ(最高峰クラス7回タイトル獲得)は2012年より地元タヴッリャに作った『ランチ(施設トレーニングコース)』で走行トレーニングを始め、VR46ライダーズアカデミーを創設して若手選手らを育成している。

★同アカデミー出身で、現在、モトGP参戦している選手はフランチェスコ・バニャイア(2022/2023年モトGP総合優勝)、フランコ・モルビデッリ(2020年モトGP総合2位)、ルーカ・マリーニ(2024年よりホンダファクトリー所属)、マルコ・ベッツェキ(2023年モトGP総合3位)である。

★ファビオ・ディ・ジャンナントニオは同アカデミー生徒ではないが、2024年からドゥカティVR46チームに所属するため『ランチ』でのトレーニングにも参加できる。

★2023年12月末、マリーニ選手(ロッシ異父弟)がモトGP公式サイトのインタビューで次のように話した。

【貴方はVR46ライダーズアカデミーに所属し、『ランチ』でトレーニングしているが…】
「素晴らしい機会に恵まれましたよね…特に個人的に成長できました。
僕ら4人、皆、モトGP昇格ができ…トレーニングのたびに切磋琢磨し、どんどん向上できてるんですから。
家のすぐ近くでトレーニングが出来るのは、大きな助けになりますよ。」

【『ランチ』での走行トレーニングの他にも色々あるそうで…】
「僕ら、本当にラッキーですよ…トレーニング用に最高施設が揃ってるんだから。
もちろん、『ランチ』もそうだけど、ミザノサーキットや(ピットバイク用の)オーバルコースでも走れますからね。
自宅界隈で、リスクが少ない状況で他の選手らと一緒にトレーニングをし、他の選手らと限界ギリギリの走りができるんです。
そこがアカデミーの醍醐味なんですよ。」

【アカデミーでのトレーニングでは、誰が最速なの?】
「どんなレースかによりますね。『ランチ』の走行トレーニングなら、僕が最速です。
でも、オーバールコースはチェレスティーノ・ヴィエッティ(※モト2参戦中)が無敵ですね。僕らは毎回、0.5秒引き離されてしまうんで…驚異的なんですよ。完全無敵ですね。」

【貴方は背が高いから、ピットバイクは不利なのでは…】
「僕は本当に大変ですね。でも、言い訳はしたくないんで…(ヴィエッティを)倒したいですよ。」

★なお、こうしたトレーニング中に負傷する可能性もあり、2023年シーズン中はベッツェッキ選手が10月初めに鎖骨を骨折し、タイトル争いから脱落してしまった。

(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

ディ・ジャンナントニオ涙の降格…でも、本当は完走も厳しかった…って話は、note『ヴァレンシアGPまとめ』でどうぞ!

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