『2024 セパンテスト モトGP 最終日』
★2月6〜8日、セパンサーキットでモトGP公式テストが行われた。
★最終日の8日テストは午前セッションがタイムアタック状態となり、午後はレースシミュレーションや新マテリアルテストを行っていた。
なお、以下の4選手が1分56秒台を記録した。
バニャイア(1.56.682)
マルティン(1.56.854)
バスティアニーニ(1.56.915)
弟マルケス(1.56.938)
★10周以上のレースシミュレーションを行った選手のタイムは以下の順だった。
マルティン(1’58”390)
バスティアニーニ(1’58.437)
バニャイア(1’58”457)
兄エスパルガロ(1’58”499”)
アコスタ(1’58”644)
ミール(1’59’200)
ザルコ(2’00″079)
★トップスピードはテスト初日がホンダ機(マリーニ、時速336.4km)、2日目がヤマハ機(クアルタラロー、時速338.5km)で、最終日はKTM機(ビンダー、時速338.5km)だった。
なお、同トラックのコースレコードは、2015年のアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ機)による時速339.5kmである。
★ドゥカティ
首位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、2連覇チャンピオン)。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは3位。
2位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは不参加(昨年はヤマハファクトリー、VR46ライダーズアカデミー)。
テストライダーのミケーレ・ピッロは23位(モルビデッリ代役)。最下位。
4位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)。
チームメイトのマルク・マルケスは6位(昨年はホンダファクトリー)。ドゥカティ機に慣れている最中であり、同トラックは得意ではない。バニャイア評によれば、「まだホンダ流の操縦をしている」とのこと。
8位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティVR46、昨年はドゥカティグレジーニ)。
チームメイトのマルコ・ベッツェッキは17位(VR46ライダーズアカデミー)。転倒。
★アプリリア
5位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)。1.57.091を記録し、ドゥカティ以外の選手陣トップ。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは12位。
18位ミゲル・オリヴェイラ(アプリリアTrackhouse)。2022版マシンから2024版への乗り換えで、学習中。
チームメイトのラウル・フェルナンデスは棄権。初日に転倒し、病院検査により帰国を決めた。カタールテスト(2/19〜20)で復帰する予定。
テストライダーのロレンツォ・サヴァドーリは22位(フェルナンデス代役)。
※アプリリアTrackhouseのチームプリンシパルに、ダヴィデ・ブリヴィオ氏が就任することが公表された。
★KTM
7位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。
チームメイトのジャック・ミラーは14位。
9位ペドロ・アコスタ(GASGASテック3、2023年モト2チャンピオン)。
チームメイトのアウグスト・フェルナンデスは21位。
※ふざけている余裕があったようで、ネット上にアプリリアの『気流センサー』を茶化すような写真を投稿していた。
Beat that, @ApriliaOfficial. 👀#KTM #ReadyToRace #SepangTest pic.twitter.com/lElkAtwxMl
— Red Bull KTM Factory Racing (@KTM_Racing) February 8, 2024
★ホンダ
10位ジョアン・ミール(ホンダファクトリー)。
チームメイトのルーカ・マリーニは19位(ホンダファクトリー、昨年はドゥカティVR46、ロッシ異父弟)。
13位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR)。
チームメイトのヨハン・ザルコは16位(昨年はドゥカティプラマック)。
★ヤマハ
11位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。
チームメイトのアレックス・リンスは15位(昨年はホンダLCR)。
テストライダーのカル・クラッチローは20位。
『2024 セパンテスト3日間リザルト モトGP』
3日ともなると去年の上位常連組が仕上がってくるねぇ
ブリビオのAprilia入りは驚きました
SUZUKIを王者に導いた手腕は大きな戦力になるかも