『ヴァレーラ:ドゥカティよ、マルティンのプラマック参戦は今年が最後だ』
★2月6〜8日、セパンサーキットでモトGP公式テストが行われ、最終日の上位3名ともドゥカティ2024年版マシンを使用していた。
首位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、1分56秒682)
2位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック、+0.172)
3位エネア・バスティアニーニ(ドゥカティファクトリー、+0.233)
★ドゥカティのダヴィデ・タルドッツィ氏(チームマネージャー)によれば、バニャイア選手の契約更改は詳細を煮詰めるだけで早々に公表される予定とのこと。
★2025年以降のバニャイア選手のチームメイトはバスティアニーニ継続か、マルティン昇格かが取り沙汰されている。
また、マルク・マルケス昇格の可能性もある。なお、マルケス選手の場合は契約金が跳ね上がる可能性があるため、金額次第とも言われている。
★マルティン選手は各インタビューで、「どのメーカーであれ、ファクトリーチームに入りたい。プライベーター参戦は2024年が最後だ」と主張している。
バスティアニーニ選手はドゥカティファクトリーから外された場合、アプリリアファクトリーに移籍する可能性が浮上している。
★2023年リザルトはマルティン選手がスプリント表彰台14回(優勝回)、決勝表彰台8回(優勝4回)で、最終的に総合2位を獲得した。
一方、バスティアニーニ選手はもらい事故による負傷/欠場が続き、決勝優勝1回のみで総合15位だった。
★ドゥカティは2023年8月にバスティアニーニ選手と契約更改したが(※2024年末まで)、その後のマルティン選手の活躍ぶりに交代を考えた時期があった。
しかし、最終的にバスティアニーニ選手に猶予を与えるべきとし、選手ラインナップを変更しなかった。
★マルティン選手のマネージャーを務めるアルベルト・ヴァレーラ氏が、西サイト『Motosan』のインタビューで次のように話した。
【今年はマルティン選手にとって正念場だが…】
「私は去年、『2024年に向け、ファクトリーにはホルヘを入れるべきだ!』と嫌ってほど言い続けたんですが…駄目だったんですよ。
まぁ、8月末にエネアの契約更改が締結されてしまっていた等々…一連の理由によるものなんですけどね。押しても引いても、駄目でした。
もう1年だけプラマックから参戦しますよ…今年は大決戦になりそうだし、ちょうど良いチームなんじゃないんですか。
しっかり調整していかないと…開幕戦から山あり谷ありでしょうからね。」
【マルティン選手の目標は?】
「ドゥカティファクトリー昇格です。この2年間、本人が何度も言い続けていたでしょ。
昨シーズン終盤は速い走りで、見事なリザルトを披露してたんですからね。あの調子でスタートできれば、ホルヘの昇格は最も理に適った話だと思いますけどね。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
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マルティンは去年操縦がガラリと変わりましたよね。2022年と見比べてかなりアグレッシヴになってる。こういうライダーがヤマハに乗ったらどうだろうって興味沸きます。