『プーチ:目標は今年9月から優勝争いをすること』
★2月13日、ホンダファクトリーの『2024年モトGPチーム・プレゼンテーション』がマドリッドで行われ、ジョアン・ミール&ルーカ・マリーニらが新カラーリングを披露した。
★ホンダのアルベルト・プーチ氏(チームマネージャー)が、次のように話した。
【この間のセパンテストについては?】
「かなり興味深いテストでしたね…進むべき方向性を見出さなければならなかったわけだから。
ヴァレンシアテストと比べ、選手陣は違いを感じてましたよ…改善すべき点は大量にあるものの、興味深い前進はしています。
優遇措置(コンセッション)をフル活用し、然るべき立ち位置に戻れるよう頑張りますよ。」
【どのような作業をしているの?】
「全てにおいて、再設計しました…重量を落とし、パワー増量が必須だったものですから。
レースにおいては、満足すると言う事はありえないもので…選手であれ、エンジニアであれ、常に向上していかなければならないものなんですよ。
とにかく、若い選手2名を揃えることができ、満足しています…2人とも、伸びていこうって気持ちに溢れてますからね。」
【マシンの方は、具体的にどう変わったの?】
「かなり変わりました。一例としては、重量を落としたことにより、あちこち設計し直す必要があったので、短時間に大仕事をこなしました。
エンジン面では内部のかなりの箇所を設計し直し…まぁ、こちらは一からやり直すのは難しいんでね。
シーズン中もマシン開発は進めていくので、おそらく、9月になったら現状とは大きく変わっているんじゃないんですか。」
【大勢が、もっと早くにホンダが復活することを望んでいるが…】
「ここ数年、けっこう下位にいましたからね…まったく良いところがなかったでしょ。今は追い上げていけるような基礎を作ったところなんです。
シーズン前半にギャップを縮められたらと思ってます…そして、秋以降、ジョアンとルーカに、せめて、表彰台や優勝争いに加わっていくチャンスが生まれたら…と思ってるんですけどね。
とにかく、それがうちの目標です。」
【ホンダ機の戦闘力が復活したら、マルク・マルケスは戻ってきそう?】
「私はダイレクトな人間なんで…マルクが戻ってくるかどうかは分かりませんね。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Moto.it)
カラーリング…