ロレンソ予言『ドゥカティが曖昧な態度を取れば、マルティンは最後通牒を出すだろう』

『ロレンソ：『ドゥカティが曖昧な態度を取れば、マルティンは最後通牒を出すだろう』

★ホルヘ・ロレンソ（36才）は2008年にヤマハファクトリーからモトＧＰ昇格し、2010/2012/2015年にタイトルを獲得した。
2017年にドゥカティファクトリーに移籍したがマシンの乗り換えで苦戦し、2018年にやっとレース優勝が叶ったものの契約更改はできなかった。
2019年にホンダファクトリーに移ったが、またマシン乗り換えで苦戦し、転倒で重傷を負ったこともあり、同年末に引退した。

★モトGPクラスでは今年末に現契約終了の選手が多いため、シーズン開幕前にもかかわらず既に契約交渉が始まっている。
例えば、フェルミン・アルデゲル（モト2選手）は来年、ホルヘ・マルティン後任としてドゥカティグレジーニに加入する模様。

★先日、ロレンソ元選手がモトGP公式サイトのインタビューで次のように話した。

【マルティン選手は2025年に、ドゥカティファクトリーへ昇格することを切望しているが…】
「ドゥカティは契約交渉において、最も力のあるメーカーでしょ…戦闘力の高い選手が7〜8名いるんだから。
アルデゲルとだって、既に4年契約を結んだって話じゃないですか。
まぁ、どの選手もけっこう似た感じだし、（ドゥカティにとっては）より取り見取りってとこでしょうね。」

【マルティン選手がファクトリー昇格するには、バスティアニーニ選手より上だと言うことを証明しないと…】
「ドゥカティ側が曖昧な態度をとるようなら、マルティンと彼のマネージャーは最後通牒を出してくるだろうし…そうなったら、（ドゥカティは）他の選手を選ぶんじゃないんですか。
ただ、冬季テストでマルティンは、強い走りを予見させていたから…。」

（参照サイト：『Corse di moto』）
（Photo：Instagram）