バニャイア『スプリントも勢いがあったら、決勝みたいになってたかも…』

『バニャイア：スプリントも勢いがあったら、決勝みたいになってたかも…』

★3月8〜10日、モトGP開幕戦となるカタールGPが行われた。

★日曜決勝でフランチェスコ・バニャイア（ドゥカティファクトリー）が、優勝した。
土曜スプリントは4位で、現在、総合首位である。

★モトGP決勝に89回参戦し、19勝目。今回は好スタートと、卓越したレースマネージメントが決め手となった。

★バニャイア選手のコメント。

【今回の優勝は強さと自身の気質、そして、迷いのなさで勝ち取った？】
「まぁ、特に序盤はそんな感じでした。嬉しいですよ…昨日の状況を改善させる方法を速攻で探り当てたんですから。おかげで、次のポルティマオに向けて、モチベーションが上がりますね。
昨夜から今朝にかけ、チームが素晴らしい作業をしてくれて…感触とは違う方向に進んでみたんです。とにかく、大満足です。」

【土曜スプリント後、『焦ってはいない』と言っていたが…本当だったの？】
「僕が何か言ったら、そう言うことなんですよ…いつも、いい加減なことを言ってるわけじゃないんだから。
焦ってはいなかったですよ…自分達のポテンシャルは分かっていたし、スプリントでは序盤ラップで無理しすぎたって自覚してたんで。
でも、後方スタートだと苦戦してしまうものだし、昨日のスタートは勢いに欠けてたんです。勢いがあったら、今日みたいなレースになってたかもしれませんね。」

【KTM機のビンダー選手に喰い付かれるとは思っていなかった？】
「いいえ…強い走りをしてたから。テスト中もレースペース作業を念入りにやってたようだし…こう言う展開になると思ってました。
ペースはけっこう互角だったんですが、多分、僕らの方にプラスアルファの力があったのかもしれませんね。」

【今回のレースは、各選手の現在の実力通りと言った感じ？】
「なんとも言えませんね…3戦ぐらいすると見えてくるんですが。
次のポルティマオとオースティンは、けっこう実力が分かりやすいトラックだから…でも、ドゥカティとKTM、アプリリアは常に勝負し合っていくと思いますけどね。」

【最高峰クラス19勝で、バリー・シーンと並んだが…】
「素敵な褒め言葉って感じがします。」

（参照サイト：『Moto.it』）