『ロレンソ:マルケスはドゥカティよりKTMでの方が役に立つ』
★3月22〜24日、ポルトガルGPが行われ、マルク・マルケス(ドゥカティグレジーニ)が予選8位、スプリント2位、決勝は転倒リタイアした。現在、総合6位である。
★マルケス選手はホンダ機からドゥカティ機に乗り換え、まだ選手として衰えていなことを証明した。
また、グレジーニチームと1年契約のみなので、2025年に向け、ドゥカティファクトリー昇格かKTMファクトリー移籍の可能性が取り沙汰されている。
★なお、『Red Bull』がマルケス選手をスポンサードしているため、当初はKTM移籍が濃厚と見られていたが、ただ、ペドロ・アコスタがモトGP昇格早々に活躍しているため、2025年のKTMファクトリー昇格はほぼ確実と見られている。
★ホルヘ・ロレンソ(36才、2010/2012/2015年モトGP総合優勝)がスペイン『DAZN』のモトGP解説で、次のように話した。
【マルケス選手がKTMに移籍する可能性は、もうないと思う?】
「来年に向けてKTMがマルケス獲得に動かなかったとしたら、僕としては驚きですけどね…8回タイトル獲得のチャンピオンライダーだってだけじゃなく、『Red Bull』の選手でもあるんだから。
ブラッド・ビンダーは優秀なライダーだけど、普通に考えたら、KTMはマルケス&アコスタのドリームチームを目指すべきでしょうね。」
★ロレンソ元選手は自身のアカウント『Duralavita』のポッドキャストでも、次のように話した。
「マルク・マルケスはドゥカティでよりも、KTMでの方が役に立つと思いますけどね…ドゥカティ機よりKTM機の方が、あのライディングスタイルには向くように思うんですよ。
2年連続でマシンを乗り換えるのだって、問題ではないでしょ…マルクみたいな選手なら、速攻で適応していけますよ。
とにかく、もう1年グレジーニってことはないと思いますけどね。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
KTMのカーボンシャシーのポテンシャルは昨年から高いのには驚いたけど
今期、その威力をアコスタが速攻アジャストして、コーナリングのスタビリティ性も
バツグンだし、恐らくあーいったコンパクトな全身運動がマシンをライドする新世代の
ハングオフが主流になり、新たな可能性を生み出してくる気がする。マルケスの適応力なら
KTMも問題ないだろうね。