クアルタラロ『将来に向け、ヤマハは巨大プロジェクトを用意している！』

『クアルタラロー：将来に向け、ヤマハは巨大なプロジェクトを用意している！』

★4月13〜15日、アメリカズGPが行われる。

★12日（木）、ファビオ・クアルタラロー（ヤマハファクトリー）が会見で、ヤマハとの契約更改についての各種質問に答えた。

【他メーカーとも話してみたの？】
「はい、いくつかのメーカーと話してみました。
簡単に決められるようなことではなかったけど、ポルトガルGP中、ヤマハ幹部陣と将来について話したんですが…その内容が最高だったんです。巨大な新プロジェクトが用意されていて。
ポルトガルで最終決断をしました。」

【契約更改後もヤマハ機について愚痴ってるの？】
「今年は愚痴ではなく、現実を説明しています。
現プロジェクトは現在よりは将来を見据えたものだし、今年1月にはドゥカティからエンジニア陣（※バルトリーニ等）も移籍してきましたしね。
ヤマハはメンタリティを大きく変えたんです…とは言え、実際にはまだまだ引き離されてるんですけどね。」

【契約更改を決めた理由を、もう少し詳しく説明してもらえる？】
「理由の1つは、マシン改善に向けての予算でした…本当に高額なんですよ。
そして、ドゥカティからバルトリーニが入ってきたのも大きな一歩で…改善に向け、大きな助けになってくれますから。来年には変化が見えてくるでしょう。
僕としては、素晴らしいって思えたんですよ…ポルトガルで伝えられた色々な情報により継続したいって気持ちが強まり、特に大きかったのは作業の仕方なんですよね。
1月からそんな感じだったし、マレーシアテストでも素晴らしかったんで。
巨大なプロジェクトもあり…まだ極秘扱いなんですが、ヤマハは巨額の予算を用意してるんです。
僕は今年でヤマハ6年目なんですが、僕を引き止めたいって気持ちがひしひしと伝わってくるんです…強い絆ができてるんですよね。
また上位争いができるようになるでしょう…2024年は難しいだろうけど。スタートがちょっと遅すぎましたからね。
でも、シーズン後半は進歩が見えてくるだろうし、来年はトップを走れるでしょう。」

（参照サイト：『Moto.it』）
（Photo：Instagram）