『ミール:悲劇的な状況だったが、テストで進むべき方向がはっきりした』
★4月26〜28日、スペインGPが行われ、ジョアン・ミール(ホンダファクトリー)が予選20位、スプリント9位、決勝12位だった。
★26日(金)、金曜セッション終了後、ミール選手によれば、フロントが制御不能でマシンをきちんと曲げられず、グリップもないとのこと。
今回のトラックではかなり苦戦していて、マシンが好き勝手に動いているが、問題はトラックのせいではないため悲劇的な状況だと。
また、ステファン・ブラドルが今回のワイルドカード参戦で使用しているマシンについては、「僕らが望んでる方向には進んでいない。(正規選手ではなく)ブラドルが乗っていて良かった」と。
★4月29日(月)、ヘレス公式テストで、ミール選手は21位(+1.379)だった。
チームメイトのルーカ・マリーニは23位(+1.748)だった。
★同テスト終了後、ミール選手が西サイト『Motosan.es』のインタビューで次のように話した。
【今回のヘレステストについては?】
「ちょっと去年のコンセプトを試してみたんですが…どちらかって言うと、ポジティブな感じだったんですよ。
とにかく、次に進む方向は既にはっきりしてるんで。今後のテストでどんな風にステップアップしていくか…良い情報を提供できましたよ。」
【マシン開発の方向性が見えたと言うこと?】
「僕が進みたい方向は確認できました…改善できる点がいくつかあり、実際にやってみたんです。
スピードはイマイチだけど、けっこうポジティブな点がいくつかあったんで…時間をかければ解決できると思います。
開発の陣頭指揮は僕が取ってるわけではなく、皆で情報を出し合ってます。まぁ、僕は方向性がはっきりしてるんで…エンジニア陣も分かってくれてますけどね。
マリーニも同じように思ってくれてるんで、あとは実行していくだけです。どのぐらい時間がかかるか分かりませんけどね。」
【貴方は2023年版マシンを使っているの?】
「違いますよ…2023年版のパーツはいくつか使ってますけどね。旧パーツをいくつか使って、ちょっと部分的に以前の状態に戻してみてるんです。
見ての通り、今年のコンセプトは上手く機能してないんで。
(旧パーツを使用すると)けっこう上手く周回できるし、フロントのフィーリングも良くなんですよ…ただ、他の箇所でけっこう失速してしまい、酷いことになってしまうんですけどね。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
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うーん、ポジティブに言ってるけど要は今年型がダメで去年型に方向性を変えるんだよね?
よくブラドルは開発じゃなくテストライダーだからみたいな議論があるけど、ブラドルが乗る時点でマシンが悪いんだからHONDAのやり方が間違ってるよねぇ
シェイクダウン前後に開発能力の高いライダー関与させないと
あとミルが契約更新しない場合はどうするんだろ?
せっかくのコンセッションなのに
それもあってYAMAHAは大金出して早々とファビオとの契約をまとめたのだから
この件でもHONDAは出遅れてる
いま言われてるのが来季のホンダファクトリーはルーカ&ザルコになるだろう…って噂されてますね。
開発がうまく行かない間は、ライダーの入替えは致し方ないと思われるんでどおしようもないけど…。
他と決定的に違うのが、ヤマハのファビオ・アプリリアのアレイシ・KТMのダニーみたいに中心になるライダーが存在しないんだよね。
もしくはドカのジジみたいな改革を先導するエンジニア側の中心人物が居るのかいないのか?!
ホンダからはその辺が聞こえて来ないな〜。どちらにしろ結局は熱さを持ったマンパワーが必要なんだと思うんだけどな(´•ᴗ•;ก)
ホンダは内製にこだわるメーカーで、上手く転がってた時代はそれも良かったけど、今はいい人材がいないんかね〜
ま、中の人じゃないから想像するしかないが。
去年版がダメだから今年は大幅に変えたんでしょ?で、去年のコンセプトが良いって…
混乱してるよね
設計を本国の人間にやらしたらええのでは