MotoGP

マルティン『最初に首位に立てば90%は優勝できるけど、立てない時は…』

『マルティン:最初に首位に立てば90%は優勝できるけど、立てない時は…』

★8月18日(日)、オーストリアGPのモトGPクラスでホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)が、決勝2位だった。現在、総合2位(-5ポイント)。

★決勝後、マルティン選手がイタリア衛星放送『SKY』のインタビューで次のように話した。

【今回の決勝については?】
「スタートは良くなってたけど、全体的にはちょっとストレスでした…ペッコ(バニャイア)に喰い付いてゴールできると思っていたのに、終盤はフロントタイヤの温度がどんどん上がってしまって。
ペッコが遠のいて行ってしまい…最悪の気分でしたね。こっちも更にプッシュしてみたけど、タイヤが限界ギリギリで…2位で満足することにしました。もうちょっと期待してたんですけどねぇ。」

【何が悪かったの?】
「作戦がイマイチだったのでしょう…上手くいかなかったんで。ペッコが首位に立ってしまったんで、もう優勝のチャンスがなかったんですよ。
抜こうと頑張ったものの、フロントタイヤが言うことを聞いてくれず…引き離されてからは良い感じで走れたんですけどね。フロントタイヤの状態が良くなったんで。
首位に立てば、(後続を)引き離すことができ…優勝の可能性が90%になるんです。
でも、2位だとかなりのリスクなんですよ…タイヤの温度が上がらないようにしつつ、前に出なければならないんだから。後ろに付くのは不利なんですよね。」

【次のアラゴンGPに向けては?】
「改善していかないと…今日は全力で頑張ったけど、各コーナーで切れ込んでしまい、コントロールが大変だったんで。
僕とペッコの2人が頭一つ抜き出てるから、どちらかが3位にでもなれば…一方がミスれば、もう一方が3〜5ポイント稼げるわけで。
2人で超速の走りをしてると思いますよ…互いに互いを高め合ってますよね。
ペッコの方が強いけど、でも、上手くラインを探り出して、あのスピードを出すこともできるでしょう。
僕は100%の状態だったけど…(シャワーで転んで縫った)指が感染症にならないでくれると良いんですけどねぇ…鎮痛剤は飲んでるんだけど。
アラゴンまでに、きちんとした状態にできると良いんですが。」

(参照サイト:『Moto.it』)
(参照サイト:『Motosprint』)

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POSTED COMMENT

  1. きゃめる より:

    もうこの二人はマシンの全てが手足のように解ってますね。毎戦ヒリヒリした戦いになってます。こんな僅差の戦い久々です。

  2. カル より:

    (シャワーで転んで縫った)

    なにしてんの?笑

  3. うに より:

    先行しても、いつも最後タイヤがたれてやられるからね。
    バニャイア相手にはタイヤに影響が出ない距離でついて行って、後半勝負の方がいい気がする。

    それか先行するなら先行しすぎずに、タイヤマネジメントをもう少しで良いから意識しないと。

  4. maxtu より:

    アクロバティックなシャワー浴びてたのかな

  5. マルケスファン より:

    このままだと短距離のスプリントでは勝てても、ポイント多い決勝では勝てないから、バニャイアにジリジリ離されていくことになる。どうしたものか。

    2つあると思ってて、
    1️⃣序盤から中盤にかけて、バニャイアがタイヤ温存してられないくらい、速いペースで引き離していく。
    2️⃣ずっとぴったり後ろについて、タイヤを温存しつつ、プレッシャーもかけ続ける。

    1️⃣はもう何度かやって、逆に自滅するケースが多いと思うので、やはり2️⃣になるのかな。でも今回がそれだったとしたらついて行けないのか。バニャイアに隙がないぞ。

  6. チャオ より:

    類稀なスプリンターだけども、パフォーマンスが回を負う毎に落ちてるなと。
    恐らくレース回数が多すぎて、爆発的な超速力にも限度があるんでしょうけど。
    それでもペコと殆ど大差がないのは安定感が備わってるからだろうし、ペコの
    3連覇止められるのはマルティンだけだと思う。夏バテと私生活面、気を付けましょう。

  7. 桑田裸郎 より:

    世界トップライダーでも風呂場でスリップダウンするんだな

  8. NSR50 より:

    昔は、後ろについてタイヤを温存できたけど、今は後ろにつくとフロントの内圧が上がって、温存どころか逆効果になるから本当にレース戦略が悩み所ですよねぇ。
    でも、マルクやバスティなんかは後方からでも後半に追いついてくるけど、トップを走る2人にとってはまた次元が違うのだろうか?

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