『マルク・マルケス:マルティンへのアドバイスは…しない』
★9月27日(金)、インドネシアGPのモトGPクラスでマルク・マルケス(ドゥカティグレジーニ)が、午前セッション(FP1)6位、午後セッション(PR)7位だった。
★マルケス選手のコメント。
【午後セッションでは、久しぶりに転倒持ち直しを披露していたいが…】
「あそこまで本格的なのは本当に久しぶりでしたね…よく、皆から『ホンダ機には転倒防止システムが付いてるんだろ』なんて言われてたけど、いまやドゥカティ機にも付いてるわけで!上手く行きましたよ(笑)」
【(来年、チームメイトになる)バニャイア選手も、できるようになるのでは…?】
「いやいや…ライバルに秘訣は教えないものでしょ(笑)。
今回はフロントを駆使して勝負に出たい気分なんですよね…グリップが高い時はできないことだから。安定感を活用すべきですからね。
でも、グリップがいまいちだと、なにかしら出来たりするんですよ。例えば、ミザノは転倒が多発してたじゃないですか…あれはフロントが流れてしまうと、持ち直すことができないからなんです。
でも、ここはマージンがあるんで…でも、今後はここも改善されていくだろうから、この手の持ち直しは出来なくなるでしょうね。」
【今日のは、なかなか見事な持ち直しだったが…】
「見ごたえはあるだろうけど、ある意味、乗り心地が良くないってサインですからね。
ここでは過去に苦戦していて…今年は大丈夫かと思ったんですが、他のサーキットよりも問題が出てきてるんですよ。」
【今日のトップ4は全員、ドゥカティ最新機だったが…】
「上位に2023年機も1人いたでしょ…ベッツェッキが5位だったから。
今回の僕の弱点は第2セクターなんですよ…あそこでかなり失速してるんで。いつも以上に苦戦してしまって。
特に新タイヤを上手く使いこなせなくって…ユーズドタイヤよりも0.2秒も落ちてしまうんです。
あと、以前よりも右折の高速コーナーが大変で…ホンダ時代はリアを上手く滑らせて行けたんですが、ドゥカティ機だと駄目なんですよ。そこが弱点になってますね。
それから今年の僕の問題点に、リアタイヤがフロントタイヤを押してしまうって言うのもあって…そうなるとコーナーリングが遅くなり、結局、マシンを起こすのも遅くなってしまうんです。」
★昨日、マルケス選手は今年のタイトル争いについて、次のように話していた。
【去年のタイトル争いで、貴方はマルティン選手を応援していたが…今年は?】
「(マルティンに)アドバイスをするつもりはありません…僕だって、まだタイトル争いに加わってますからね。現在〜未来のライバルらにアドバイスをするつもりはありません。
まぁ、今年、僕はタイトルを獲得できるとは思ってないけど…今、マルティンはライバルだし、今後もそうなるでしょう。
自分のライバルにアドバイスなんかしませんよ…するとしたら、弟ぐらいですよね。」
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
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アレックス、今シーズン予選1の後半で転倒してばっかり。