『マルティン:ストーナーが色々と言ってたけど…でも、僕はドゥカティに感謝している』
★11月15〜17日、バルセロナ最終GPが行われる。
★モトGPタイトル争いは総合首位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)と、2位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が24ポイント差である。
マルティン選手は土曜スプリントで優勝した時点で、タイトル獲得が確定する。
★11月14日、マルティン選手が木曜会見で次のように話した。
【遂に最終GPとなったが…】
「ペッコ(バニャイア)とのタイトル争いを、またここまで続けられたことを嬉しく思ってます。
僕ら2人とも、とんでもないレベルにまで到達し…他の選手らを大きく引き離してましたよね。こうして、ここに居られるのは特権だと思ってます。
自信はあります…走るのが楽しみですね。この1週間ずっと、頭の中でに色々なことを考えてしまい…ちょっと緊張してました。
明日、いよいよ始まるんで…戦闘力を上げられるよう、そして楽しんで走れるよう頑張ります。」
【今週末の作戦は?】
「いつも通りにやることですね…つまり、金曜から日曜まで高い戦闘力で走り抜くってことです。勝つか負けるかは…その結果次第ってことで。
やっと誰のことも気にしないで走れるんだから…自分のことだけ考えて、楽しんで行きますよ。」
【先日、ケーシー・ストーナーが、『勝つためならドゥカティ幹部陣が、どんなことまでするかは知っている』と言っていたが…】
「僕はドゥカティに感謝してます…戦うために同じ物を提供してもらってますから。そう言う状況なんで…特に言うことは他にありません。」
【去年と比べ、精神的に変わった?】
「アプローチがちょっと違いますね…今年は自分がコントロールできることに集中していて、つまり、100%の力を出すことに集中してます。
去年はシーズンを通して、そう言う風には出来なかったんですよ。でも、今年は自分が強いって思えるし、物凄いレースウィークエンドに出来るって思ってます。」
【こうした状況の中、貴方は今年末にドゥカティから離脱するわけだが…】
「(ドゥカティが)僕のことを、優秀な選手だと評価しなかったわけじゃないでしょう。僕のことを信じてくれていたのは知ってるし、だからこそ、僕はドゥカティから参戦してるんです。
まぁ、他に色々とあるから…(ドゥカティ幹部陣が)ミーティングで、『マルティンはファクトリー昇格させるほどの選手じゃない』なんて言ってたとは思ってないんで。
決定は受け入れるし、自分の今後についても満足してます。今後も(ドゥカティと)良好関係を続けていきますよ…いつ、どこで、どうなるかなんて分からないんだから。」
【バニャイア選手とのタイトル争いについては?】
「本当に良い戦いですよね…僕はこれまでずっと、ペッコの後ろを追い続けていたように思うんです。
モト3昇格した時、ペッコは既に参戦していたし…モト2昇格した時には、ペッコはモトGPに出てました。
モトGPで彼のレベルに追いつくのに2年かかり、本当に良いライバル関係になったと思います。
ライバル同士の選手2名が良好関係って…まぁ、珍しいのかもしれないけど、でも、僕ら2人は完全にフェアに戦っているし、今後もそうありたいと思ってます。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
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週末は去年より成長したマルティンに期待しています。
発言は大人ですね、色々メディアに言えないこともあるでしょう。
マルティンがDUCATIでChampion獲得して、ApriliaでもChampion獲得すれば最高に格好いい。
こんなハイレベルの戦いを見せてもらって我々もマルティンとペッコに感謝ですよ。
セパンのハイレベルな走りは今後も語り継がれるようなレースだったしね
いまは来季のことは置いておいて、最高のフィナーレを期待しています