『小椋藍:加速が複雑…今年の冬季トレーニングは頑張る』
★11月19日、バルセロナサーキットでモトGP公式テストが行われた。
★同テストでのアプリリア選手のリザルトは以下のとおりである。
5位ラウル・フェルナンデス(アプリリアTrackhouse)
11位ホルヘ・マルティン(アプリリアファクトリー、2024年はドゥカティ機)
13位マルコ・ベッツェッキは(アプリリアファクトリー、2024年はドゥカティ機)
21位アイ・オグラ(アプリリアTrackhouse、ルーキー)
24位ロレンツォ・サヴァドーリ(テストライダー、最下位)
★テスト後、オグラ選手が次のように話した。
【モトGPテストの感想は?】
「1日中、特にこれと言った問題もなく、チームともすぐに打ち解けました。唯一のネガティブ点は転倒してしまったことぐらいなんで、良い初日だったと思います。」
【モトGP機は、何が一番凄かった?】
「加速でしょうかねぇ…ソフトだし、段階的なんで。僕にとって、一番複雑なのはそこだと思います。
出力はモト2機とは全然別物だけど、スピードにはそれほど驚きませんでした…2〜3周でリズムを掴めたんで。」
【カーボンブレーキについては?】
「その点もスチール製と比べて、特に大きな違いは感じませんでした。あと、エアロダイナミクスのごっつい感じも特に問題なかったです。」
【モトGP選手らと一緒に走ってみて、どうだった?】
「それは、ちょっとドギマギしました…あと、メディアの注目具合にも。でも、そう言うのは何とかなるものでしょう。」
【今後、改善していく点などは?】
「ブレーキングと言うか…コーナー進入ですね。具体的に言うと、ブレーキに触ってからアクセルを開けるまでのフェーズです。
この点については、とにかくきちんと理解していかないと。」
【かなり走り込んでいたようだが…】
「今回のセッションでは85〜86周回走ったんですが、多分、1回の出走で1番長かったのは10周回ぐらいだったと思います。
体力的には大丈夫だったんですが、でも、レース距離だと大丈夫だろうか…って感じで。
もちろん、今回の冬季オフシーズンは、ここ数年よりももっと頑張ってトレーニングしますよ。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
もう既にブレーキング〜加速に掛けての最も重要区間をお試しでしている事自体が凄いと思いました。
ラウルとのやり取りも画像で観て、いいチームメートになる環境だなぁと追い付き追い越せと内心思った。
チャントラやアルデゲルとは対称的なコメントで飄々としているあたり小椋らしいですね笑
適応するまでは慎重なタイプですが、適応出来たらかなりの速さを見せてくれるんではないだろうか。
ラウルではなくチームアジアホンダの頃の
チャントラですな。
初ライドのRS-GPを精力的かつ淡々と走り込んでた印象でしたね。
コケた事には気が付きませんでしたね、初洗礼って程の手痛感じではなかったぽいから良かった。
なにせアプリリアはマルティンのデータも確認出来るのも大きいだろうし、若手と波長の合う
ブリビオさんと上手くやって良い波に乗れればと。小椋選手には本当に期待してます。
色んなライダーと話したり見聞きしましたけど、初乗りで特性掴んで好みのセッティング出して、TOPと4~5秒落ちってのはよく有る話で、いくらプロ集団と言えど…2秒まで迫ってるのは早い仕上がりですよ。
最終戦後の表彰式で「生まれつきの戦略家」と紹介されたライダーらしいコメントですね。
らしさがあるのはとてもいいことだと思います。来年のテストが楽しみです。