アレイシ・エスパルガロ、ネット批判に反論『自転車の若手選手からシートを奪う気はない』

『アレイシ・エスパルガロ：自転車の若手選手からシートを奪う気はない』

★アレイシ・エスパルガロ（35才）は2010年に、ドゥカティプラマックからモトGPフル参戦を始めた。
2012年からアプリリアやヤマハのCRT機で参戦し、2015年にはスズキファクトリーから参戦した。
2017年よりアプリリアファクトリーから参戦し、2022年にはタイトル争いの末に総合4位となった。
2024年末に引退し、2025年よりホンダのテストライダーを務めつつ、プロ自転車選手としてのレース参戦も行う。

★昨年末、アレイシ選手が自身のYouTubeチャンネルで以下のように話した。

【2025年に向けては？】
「現状に満足してます…今までよりも落ち着いた年になるでしょうね。テストライダーなんだから、今までよりリラックスできるでしょう。
（自転車レースに関しては）『Lidl-Trek』チームのスタッフ陣とツアー開始前のミーティングを始めました…アイデアを形にしていこうと思って。
二輪レースを引退し、長年の夢だった自転車レースに参戦することは当初からはっきりしてたんでね。」

【ホンダでのテストライダー役については？】
「ワクワクしてます…良い仕事をして、ザルコやルーカらチーム全員をサポートしつつ、ホンダ復活を目指すんだから。
テストの方は計6〜7日間行う予定で…あと、公表はされてないけど、ワイルドカード参戦も何回か出ます。」

【自転車レースの方は？】
「シーズン前半はけっこう時間をかける予定で…グラベルレースに何回か参戦します。あと、マウンテンバイクの方も、ちょっとあるんですよね。
夏前後にはロードレースにデビューし、何回か出てみようかとも思ってます。」

【自転車レース参戦に関し、ネット上で『若手選手のシートを奪っている』と批判も出ているようだが…】
「ネット上では、なんでも訊いてくるじゃないですか…しかも、プレスリリースを読んでない人も多くて。いわゆる、クリックベイトってやつですよね。
結局、僕はアンバサダーとして『Lidl-Tre』と契約したわけで、グラベルレースに何回か出た後、ロードレースデビュー目指して頑張る予定だけど…ストレスがかからない程度ですね。
若手選手のシートを奪うつもりはないですよ。チームには既に若手選手が何名かいるし、昨年、好成績をおさめてたんだから。
僕としては、新たな視点を提供できればと思ってます…長年、トップクラスで活動していた選手の視点をね。
色々と貢献できる可能性があるけど、とにかく、誰かのシートを奪うつもりはないです。あくまでも、何かを学ぶために参戦するんであって…互いにとって良い機会になるでしょう。」

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（参照サイト：『Corse di moto』）
（Photo：Instagram）