『ポル・エスパルガロ：兄アレイシよ、ホンダ復活は途方もない目標だぞ』
★ポル・エスパルガロ（33才）は2014年に、ヤマハプライベートチームよりモトGP昇格した。
2017年にKTMファクトリーに移籍し、2020年には表彰台を5回獲得し（※全て3位）、総合5位となった。
2021年にホンダファクトリーに移籍したが苦戦が続き、2023年にKTM陣営に戻るものの開幕戦で大ケガを負い、シーズン中盤まで欠場した。
2024年よりKTMテストライダーを務めている。
★昨年12月末、ポル選手が西サイト『Todocircuito.com』のインタビューで次のように話した
【兄アレイシ元選手の引退や、自転車レース転向には驚かなかったそうで…】
「そう言った感じのことを、ずっと模索してるようだったんで…モトGP選手は好リザルトを出そうと、毎日、想像し難いほどのプレッシャーを感じてますからね。
レースウィークエンドともなれば、本当に厳しいわけだし…生活スタイルだってそうですから。
兄は色々なことを考えるようになってきて…将来的に何をしたいかについて考え始めてたんです。家族と一緒に過ごしたいと思っていたようですよ。
あと、自転車レースも好きなんで、あまり年を取らないうちに何かやってみたいって思ってたようで。これまでとは違うことを試してみたかったようです…二輪レーサー生活が長かったわけだから、気持ちは分かりますよ。」
【ホンダのテストライダーになったことは…？】
「ホンダに移って、ホンダの再生を目指すって言うのは…途方もない目標でしょうね。大きな賭けだと思います。」
【かなりの難題だと？】
「もちろん、（ホンダ側は）作業を進めているけれど、ただ、単純に作業やリソース、予算の問題じゃないから…全てが絡み合ってるんですよ。
作業の仕方や組織体制の作り方、テストの進め方などね…二輪レースにおいて、テストって言うのは本当に重要ですからね。
レースウィークエンドで正規選手は2回レースをこなさなければならず、テストしてる暇なんてないでしょ…だからこそ、メーカーが進化していくには強いテストチームが必要なんですよ。」
（参照サイト：『Gpone』）
（Photo：Instagram）
