MotoGP

マルク・マルケス『(ホンダ離脱は)僕は開発ライダーではなく、勝ちにゆくタイプなんで』

『マルケス:(ホンダ離脱は)僕は開発ライダーではなく、勝ちにゆくタイプなんで』

★2月17日にマルク・マルケス(ドゥカティファクトリー、最高峰クラス6回総合優勝)が、32才の誕生日を迎えた。

★ドゥカティからはマルケス選手に、『Panigale V2S』が贈られた。
マルケス選手からのリクエストで、実は1月に同機に試乗した際、「すぐにこれが欲しい!」と訴えたとのこと。

★先日、マルケス選手がスペインのトーク番組『El Hormiguero』で次のように話した。

【今年2月で32才になるが…】
「32才にもなると、以前より良く考えるようになりますね…それまでの経験から、各周回/セッションで毎回最大限のリスクを負うべきではないと学ぶんですよ。
レース中、キーポイントになるような周回が5〜6回あるんで…勝ちたいなら、そう言う時にリスクを負うべきであって。25周回ずっと負いっぱなしじゃなくって。」

【貴方はアグレッシブなライディングスタイルだが…】
「何かしようと思ったら、僕はリスクを負うタイプなんで…まぁ、これまでかなり勝ってはきたけど、ケガも多かったですね。」

【今年はドゥカティファクトリーからの参戦だが…】
「嬉しいです。エネルギー満タンですね…そこが大切でしょ。ベストマシンに乗って、ベストチームから参戦するんだから。タイトル争いだって、夢じゃないわけでね。
冬季オフシーズン中もベストを尽くしました…タイトル争いをしていきますよ。」

【ホンダ離脱については…?】
「モトGPにおけるベストチームに所属し、史上最高額の年俸をもらってたけど…(離脱は)特に、自分の精神衛生上の問題でした。
精神的に整っていないと、時速350kmで走ることなんてできないから。3年の間、ケガと手術を繰り返し…治ったと思ったら、またケガしてましたからねぇ。
あの頃のホンダには、勝てるプロジェクトがなかったんですよ…それで、僕の方から(離脱を)決めたんです。(ホンダ幹部陣と)話し合った際、僕の方から『強制なしの、双方合意の契約解除』を提案しました。
僕はこう言ったんですよ…『(ホンダは)現在、このマシンで勝てずにいる選手に、これほどの報酬を払っているんですよ』って。
僕はマシン開発用のライダーではなく、勝ちにゆくライダーですから。」

[ 後半に続く ]

(参照サイト:『Moto.it』)
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram

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POSTED COMMENT

  1. としあき より:

    そもそも怪我以降マシンの開発でスポイルされてたじゃない
    むしろHONDAのほうがマルケス見限ってたよ
    あとは仮にマルケスが超リスク背負って限界以上に走っても
    マシンの根本の戦闘力増す前に表彰台に乗ってコンセッション消えでもしたらなにもいいことないし
    彼のHONDAでの役目はよくも悪くも終わってるんだよね

  2. regacybl9.2500@gmail.com より:

    結局、ホンダ離脱DUCATI(グレシーニ)移籍は精神衛生上も勝てると判ったのも良かった。今期は勝負の2年の始まりでどうなるのか見ものですね。

  3. chapchap より:

    ただの恩知らずのようだがそうじゃない。
    双方にとってメリットが無いからマルクが離脱を切り出したんだな。好きな選手じゃないけどマルクは賢いよ。

  4. まささん より:

    確かに彼のマシン開発能力は低かった…

  5. 桑田裸郎 より:

    イタ車は動物のエンブレムをよく付けてるけどドカティは無いのかな?
    フェラーリ:馬
    ランボ  :牛
    アルファ :ヘビ
    アバルト :サソリ
    フィアット:パンダ
    ドゥカティ:?

  6. クアルタラ郎 より:

    > フィアット:パンダ

    www

  7. より:

    確かに開発向きじゃないよな
    ドビとギリギリのバトルしてるなら、楽に勝てるように開発をプッシュするべきだった
    ホンダ機は転んで限界探るんだとか言ってたからその内怪我すると思ってた

  8. フルバンク より:

    開発向きでは無かったと言うより、今迄はマルク向きで勝てていたのが、怪我の離脱後にみんなが乗り易い方向へホンダがマシンをシフトした(まだエアロも昇降装着もベースの無いまま)移籍早々総変わりのマシンにポルやAマルが乗り、大いに戸惑った。が、マルクだけはそれでも群を抜いた結果を出したがホンダはマシンの方向性が絞り切れずに迷走した。
    コレをマルクの開発能力と評するはどうかと思う。やはり良いベースがあっての選手の意見と思う。
    象徴的なのが、得意の左回りザルツブルクリングで連続4回転倒は流石の強メンタルのマルクも心が挫ける方向へ向かっても仕方ないと思う。それ以降は順位を目指すより完走を目指す走りに変え、心も離れてしまったと思う。年齢や今後の選手人生も考えた時期だった様に思います。

  9. Apex より:

    開発よりレース向きで、怪我も恐れない特殊能力があって、良いマシンさえ手に入れられれば、という人なんでしょう。

    目的がチャンピオンを取ることなら、何も問題はないかな。

  10. 坂本八 より:

    ドゥカティ:象

  11. 70 より:

    像はcagivaじゃなかったかな?!
    しかしスタートミスから下位まで下がったと思ったら表彰台に立てる大人なマルク氏って次元が違いますよね。
    レースを楽しんでますね。

  12. 桑田裸郎 より:

    cagiva 像 で検索したらかわいい像でほっこりした

  13. ギリギリ爺 より:

    レーサーなんだから当然の話。

    むしろ、どうにもならないマシンだったのに、
    長くホンダに居過ぎたと思う。

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