
『ディ・ジャンナントニオ:マシンの熱問題はダイネーゼが応急処置をしてくれた』
★3月2日(日)、タイGPのモトGPクラスでファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティVR46)が、決勝10位だった。現在、総合10位(−31ポイント)。
★ディッジャ選手はセパンテスト初日の鎖骨骨折により手術をしたため、その後のテストには参加できなかった。
★決勝後、ディッジャ選手がイタリア『SKY』で次のように話した。
【土曜スプリントはマシンの放熱のためリタイアしたが、その後、ダイネーゼ側がアルミホイルのような物で応急処置をしてくれたそうで…】
「そうなんですよ…まるでアイアンマンみたいな感じでした(笑)。すっぽりカバーされて…とにかく、ダイネーゼのスタッフの皆さんと一緒に、物凄い作業をしたんですよ。」
【熱を受ける身体の部分をカバーしたと聞いたが…】
「ちょっと独特な発明だったんですが、でも、上手くいきましたよ。でも、昨日の件についても検証してみないと…今日はマシンの放熱が、昨日ほどではなかったんですから。」
【この状況で決勝10位は立派なリザルトで…】
「自分の順位について、僕は常にちょっと不満なんですよね…実のところ、今回はけっこうな作業をしたんだから。けっこう物凄い作業をしたんですよ…ほぼ半年、僕は満足にトレーニングできてなかったんだから。
冬季テストもほぼゼロの状態でタイ入りし、マシンは新しいし、肩は痛むし…。ポテンシャル自体はもうちょっと高かったし、ある時点で6位争いはできそうだってことに気づいたんですが…でも、レース後半は身体の方がへろへろで…。
家に帰ったら、すぐにトレーニングを再開させたいです…次のアルゼンチンやカタールはベストコンディションにしておきたいんで。
とにかく、マシンもチームも素晴らしいですからね…満足な結果が得られると思うんですよ。」
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(Photo:Instagram)
ディッジャにとっては最新型機が大幅な変更が無かったのは追い風になりましたが、SPRINTは火傷迄行きましたねぇ、万全で無い身体で決勝は完走出来て何よりです。