MotoGP

クアルタラロ『ヤマハに対し、あんなに批判的な態度を取るべきじゃなかった』

『クアルタラロー:ヤマハに対し、あんなに批判的な態度を取るべきじゃなかった』

★3月14〜3月16日、アルゼンチンGPが行われ、モトGPクラスのファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)が予選7位、スプリント10位、決勝14位だった。現在、総合15位(−68ポイント)。

★先日、クアルタラロー選手が『GP Racing』のインタビューで、次のように話した。

【現在の目標は?】
「まずは金曜の午後セッションでトップ10入りしなければね。トップに返り咲くことを考える前に、毎回、予選2に出られるかどうかを悩まずにすべきであって…そうなったら良いでしょう。
今年はやっと、諸々がきちんと整ったんで…ギャップを縮めるべく、ヤマハ側が懸命に努力してくれましたからね。ここまでになってくれて、満足してます…まぁ、きちんと結果を出すまで、辛抱が必要ですけどね。」

【現在、総合15位に就いているが…】
「自分には優勝争いできる実力が…少なくとも、表彰台争いできる実力があると分かっているのに、マシンが自分の限界になってしまってるなんて受け入れがたく…皆を責めてしまったりしてね。
だから、そうなってしまったら…2019年のことを思い返してみるんですよ。あの年、僕はヤマハにモトGP昇格のチャンスを与えてもらったんだって…もしかしたら、昇格なんてできなかったかもしれないのにって。
そうやって、ストレスや怒りをコントロールできるようになりました。(ヤマハとは)2026年末まで契約してるんで、僕のキャリアで最も重要な2年間になると思ってます。
このチームがトップに返り咲くためのお手伝いをしたいって、強く思ってるんで。僕にとって、一番のモチベーションですよね。そうなったら、時間は無駄にしてられないでしょう…全力で進んで行きますよ。」

【これまでのキャリアで最悪だったのは…?】
「2023年に、ヤマハを激しく批判していたことです…大変な時期でしたからね。でも、ああ言う態度は良くなかったと思ってます。」

【近年のビッグライダーについて…ロッシやマルケスについて、どう思う?】
「子供の頃はロッシに憧れてました。でも今は、マルケスがどんな人物なのかが分かり…正直な話、本当に素晴らしいですよね。
勝利に対する意欲とか、迷いのない姿勢は素晴らしいですよ…あと、何年もケガやホンダ機で苦しみながら、復活しようと乗り越えてきたところとか。
マルク・マルケスは誰もが称賛する選手でしょ。」

(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

POSTED COMMENT

  1. アレックス頑張れ より:

    全くその通り。
    マルクの勝ちたいハートは本当に凄い。ここまできたアレックスの努力も凄いけどね。
    ファビオはジャービスがもう居ないので勝てなくてもヤマハのトップでないと今後は厳しいと思う。
    今は若くて才能ある選手がヤマハには居ないから安心だけどね。
    アコスタが来シーズンホンダかヤマハのどっちに移籍するかによるけど。個人的な希望はアコスタ&ザルコのホンダワークスかな。

  2. フルバンク より:

    今のファビオがあるのも過去の反省あってのもの、確実にどのサーキットへ行ってもファビオのファンが映るのを見ます。
    それだけ愛されキャラですから、又表彰台にいるファビオを観せて下さい。

  3. スペンサーレプリカ より:

    ファビオ大人になったね~。

  4. 70 より:

    何だか、今の彼はケニー・ロバーツJrを思い出すね。

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