
『リンス激痛:時速300kmで走行中、石が腕に命中し…』
★4月11〜13日、カタールGPが行われ、モトGPクラスのアレックス・リンス(ヤマハファクトリー)が予選9位、スプリント12位、決勝12位だった。現在、総合16位(−109ポイント)。
★決勝は13位でゴールしたが、マーヴェリック・ヴィニャーレス降格により12位となった。
★決勝後、リンス選手が次のように話した。
【今回の決勝については?】
「第7ラップの直線コースを時速300kmで走行中、飛んできた石が腕に当たって…KOしてました。
かなり痛かったんで、ピットボックスに戻ろうかと思ったんですよ…腕の感覚がなくなってしまい、もう気が気じゃなくって…。
レースの間ずっと痛かったんです。」
【今週末については?】
「これ以上のことをするのは難しいですね…僕らは全力で頑張ってるんで…。ヤマハがこれ以上を求めるのは、ちょっとねぇ…。
プロレーサーとして、僕は僕自身にさらなる結果を求めてますけどね…改善し、勝ちたいと言う気持ちで参戦してるんだから。」
【マシンに問題が…?】
「ブレーキをかける前に、2人から抜かれたんですが…左右それぞれから抜かれたんですよ。
イン側とアウト側から(ほぼ同時に)抜かれたことはともかくとして、自分の目の前の選手を抜けなかったのがショックで…。
こうなると、マシンに乗ってる間に気持ちが乱れてくるんですよねぇ。」
【具体的に何が問題なの?】
「グリップです…そのせいで、コーナー立ち上がりでスピードが出ないんですよ。
他の選手はもっとグリップがあるから加速して、走行ラインをタイトに取っていけるんです。コーナーを攻略するには、トラクションが必要なんですよ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)