
『2025 アラゴンGP モトGP PRリザルト&トピックス』
★6月6日(金)、アラゴンGP モトGPクラスのPRが行われた。
★トップ10はドゥカティ5名、KTM3名、ホンダ2名。※3〜7位までKTMとホンダが交互に並んだ。
★ルーキー陣は8位アルデゲル、21位チャントラ(最下位)。オグラ選手は欠場。
★予選2へダイレクト進出は以下の10選手。
兄マルケス、弟マルケス、ヴィニャーレス、ミール、アコスタ、ザルコ、ビンダー、アルデゲル、バニャイア、モルビデッリ。
★ドゥカティ
首位マルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)。1.46.397を記録。他ライダーとは異なり、最終タイムアタックでは新タイヤを1本しか使わなかった。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは9位(VR46ライダーズアカデミー)。新フロントフォーク(※長め)を使用したが、セッション後、「メリットはなかった」とコメントした(※兄マルケス選手は既に、ある程度使っている)。第2セクターで苦戦しており、0.3〜0.4秒失速してしまう。
2位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)。午前セッションでは兄マルケス選手と0.9秒差だったが、今回は0.204秒差。
チームメイトのフェルミン・アルデゲルは8位(昨年はモト2総合5位)。
10位フランコ・モルビデッリ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー)。左足に微小骨折を負ってる。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは12位。
★KTM
3位マーヴェリック・ヴィニャーレス(KTMテック3、昨年はアプリリア機)。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは13位(昨年はドゥカティ機)。
5位ペドロ・アコスタ(KTMファクトリー、昨年はモトGPルーキー・オブ・ジイ・ヤー)。
チームメイトのブラッド・ビンダーは7位。
※3選手が予選2へダイレクト進出を果たした。
★ホンダ
4位ジョアン・ミール(ホンダファクトリー)。
チームメイトのルーカ・マリーニは欠場(VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。鈴鹿8耐プライベートテスト中に負傷。
6位ヨハン・ザルコ(ホンダLCR)。
チームメイトのソムキャット・チャントラは21位(昨年はモト2総合12位)。最下位。
※ホンダ機は第4セクターで苦戦している模様(※エンジン勝負のセクター)。それでも、2選手が予選2へのダイレクト進出を果たした。
★アプリリア
11位マルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー、昨年はドゥカティ機、VR46ライダーズアカデミー)。
チームメイトのロレンツォ・サヴァドーリは19位(テストライダー)。ホルヘ・マルティン代役。
14位ラウル・フェルナンデス(アプリリアTrackhouse)。
チームメイトのアイ・オグラは欠場(昨年はモト2総合首位)。ブリティッシュGP中に負傷。
★ヤマハ
15位アレックス・リンス(ヤマハファクトリー)。
チームメイトのファビオ・クアルタラローは18位。3回のタイムアタック中、毎回同じコーナーでアクセルを開けると、マシンが暴れてコントロール不能となり、ピットボックス内では苛ついた様子でチーフメカニックと話していた。クアルタラロー本人談「苛ついてるように見えましたか?そんなんじゃないですよ…パワーとコントロール関係で何か起きてしまったので、ミスが続いてたんですよ。これと言った理由もなく、リアタイヤが滑りまくるもんだから。あれじゃあ、操縦するのが怖くって…実際、今日は楽しめませんでした。速攻で解決できれば良いんですが。」。木曜会見では、「アラゴンで速ければ、全てのトラックで速く走れる」とコメントしていたのだが…。
テストライダーのアウグスト・フェルナンデスは17位(昨年はKTM機)。これまでオリヴェイラ代役として3GP参戦し、今回が初のワイルドカード。
16位ジャック・ミラー(ヤマハプラマック、昨年はKTM機)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは20位(昨年はアプリリア機)。
『2025 アラゴンGP モトGP PRリザルト』
(Photo:Motogp.com)
KTMが3台もトップ10に!ビニャーレスは適応力流石だな〜。それとKTMの説明文でおそらく「ダイレクト進出」が「最レクト進出」になっています
MV12さま
有難うございます〜直しときました❤
ヤマハのメカニックよ。頑張ってくれっ!
去年は型落ちでもメインレースで2位に5秒差のWウィン、絶好調の今年は一体どれくらい差を付けるだろうか?
ファビオのYAMAHAも苦戦してるし、アラゴンは2位以下の争いを楽しむしかないよね
逆にペッコは鬼門といえるコースで去年はアレックスと接触してリタイヤの悪夢
耐えるレースになりそう
KTMはアコスタが3位、ビンダーも上位だったので特性が合ってるのかもね?
ヤマハが酷すぎ
ヤケクソでV4投入してみては?
前戦の好調から一転、ヤマハダメですねー。
今日は何か解決策が見つかるか。
「アラゴンで速ければ、全てのトラックで速く走れる」
ファビオのコメントには賛同します。
ここで速いライダーがまさに最速といっても過言ではないのではないかと。
グリップの低い路面、アップダウン、しかも高速での回り込んだコーナーはまさにライダーの腕の見せ所。
小掠君が欠場なのは残念だけど、ここやヘレスとかはある意味、日本人には最も苦手なコース。ここを克服できる選手が出てこないとチャンプは望めないかな。