
『オリヴェイラ:良案だけど実践は難しい…』
★5月9〜11日、フランスGPがル・マンのブガッティ・サーキットで行わる。
★アルゼンチンGPスプリント中、左肩に胸鎖関節脱臼を負ったミゲル・オリヴェイラ(ヤマハプラマック)が約2ヶ月の養生を経て、今回から復帰する。
まだ多少の不具合はあるものの、負傷箇所以外は大丈夫とのこと。オートバイトレーニングはしていないが、特に何も起きなければ日曜決勝まで走行できると確信している。
★5月8日、オリヴィエラ選手が木曜会見で次のように話した。
【先日、『欠場選手の復帰前マシン走行テストが可能』になったが…】
「特殊な例に限り…例えば、今回のマルティンのようなケースだと良い案なんじゃないんですか。
マルティンのケースなら、大いに意義がありますよ…マシンを乗り換えたばかりで、冬季テストの2回目出走でケガをしてしまったんだから。その後、復帰して通常通りに参戦していたけど、あの不幸な事故に見舞われてしまったわけでしょ。
ただ、(復帰前テストを)実行するのは大変でしょうね。復帰できそうだってなった時、すぐにテスト用チームの準備ができてないといけないし…テスト用トラックの準備も必要でしょ…かなりの費用ですよね。
あと、タイヤの使用本数も考えとかないと…せいぜい3セット程度だと思うんですけどねぇ。」
【かなりの費用になるが…それだけの価値はあると思う?】
「どうですかねぇ…とにかく、何かを変えられたってこと自体はポジティブでしょ。ただ、身体の具合を確認するなら、スーパーバイクで出来るでしょうけどね。
費用も断然安いし、オートバイ操縦が可能な身体かどうか…正確な感触は得られるでしょう。」
【ところで、貴方の欠場中、ヤマハ機はかなり変わっているのでは…?】
「そうなんですよ…フレームとエンジンが改良されてるし、リンケージとショックアブソーバーの設定も変わっていて。
ジオメトリーに関しては、アルゼンチンの時と同じようなセッティングから始めることにして…とにかく、マシンはかなり改良されてるんですよね。
ただ、感触は変わってないようなんで…明日の午前セッションでは自分のマシンって感じられると思うんですけどねぇ。」
【すぐに適応していけそう?】
「常に時間は必要だから…必要な情報は全て得られるけれど、結局、実際にマシンに乗ることが一番重要ですからね。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
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オリベイラは怪我なければ速くなれると思うから頑張ってほしい。
さすがライダー側の意見というか的確だと思う
マルティンのような状況になった場合の優遇措置で、ある程度慣熟走行をこなしていれば市販車ベースでも可能だろうし、それ以上にチーム単独でテスト走行をやる資金の方もかかるしね
今回はマルティンだからApriliaのファクトリーが動いたけど、あれがサテライトのチームなら簡単に問題提起はできなかったと思ってます
ドルナにはそこまで踏み込んで欲しいのだけどねぇ