
『バスティアニーニ多重クラッシュ:バニャイアのブレーキングが早すぎたから…』
★5月9〜11日、フランスGPが行われ、モトGPクラスのエネア・バスティアニーニ(KTMテック3)が予選18位、スプリント13位、決勝13位だった。現在、総合15位(−140ポイント)。
★決勝ではバスティアニーニ選手がスタート直後のシケイン進入を間違え、縁石に上がって第1コーナーで転倒した。その際、フランチェスコ・バニャイアとジョアン・ミールを巻き込み、多重クラッシュとなった。
なお、同事故に関し、バスティアニーニ選手にはLLP処罰が科せられたため、次のブリティッシュGPで実行しなければならない。
★決勝後、バスティアニーニ選手が西サイト『Motosan.es』で次のように話した。
【決勝での多重クラッシュについては…?】
「ペッコ(バニャイア)が、きちんと曲がらなかったんですよ…トラブってたのかどうかは分からないけど、ブレーキが早すぎだったんですよね。
こっちはスペースがなくって…結局、そう言うことだったんです。2人とも転倒してしまったことは残念に思ってます。」
【今回の決勝はかなり特殊なレースだったが…】
「僕はスリックタイヤで始めて、その後、レインに履き替え、それからまたスリックに戻しました。
本当に変なレースで、もう何がどうなってんだか…その後、僕はもう1回転倒してしまい、そのうえ、スピードリミッターなしでピットボックスから出たもんだから、ペナルティを科せられしまって…スタッフが起動させるのを忘れてたんですよ。
でも、その割にはポイントは取れたんですよねぇ…とは言え、次のレースでLLP2回やらなくちゃらないし…なんかグダグダにしてしまいました。
まぁ、苦労は買ってでもしろって感じですかねぇ。」
【一番後悔している点は?】
「最初からレインタイヤにしなかったことですね。もしレインにしてたら、トップ4入りは可能だったのに…リズムは良かったんだから。
チャンスを逃してしまいました…結局、過半数の選手と逆のことをすれば良かったわけで…多数派に流されちゃって、ミスったってことです。」
★ちなみに、ホルヘ・マルティンが2025年末のアプリリア離脱を画策しているため、後任としてバスティアニーニ選手がアプリリアに加入する可能性が取り沙汰されている。
また、ヤマハプラマックも、バスティアニーニ選手を狙っていると言う噂がある。なお、同選手とKTMの契約は2026年末までである。
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
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その言い訳は通用しないと思う。
スタート直後のシケインで、混雑している中通常時のブレーキポイントの筈ありません。