MotoGP

なぜクアルタラロは中指を立ててしまったのか?:2026 ブリーラムテスト

Screenshot

『なぜクアルタラロは中指を立ててしまったのか?:2026 ブリーラムテスト』

★2月21〜22日、ブリーラム(タイ)でモトGP公式テストが行われ、ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)は初日18位、最終日17位だった。

★チームメイトのアレックス・リンスは初日19位、最終日20位だった。

★テスト初日、クアルタラロー選手が新V4エンジン機に対して中指を立てていた

★新V4エンジン機はドゥカティやアプリリアと比べ、直線コースで時速10km遅く、クアルタラロー選手は次のように話した。
「戦闘力の高いマシンにするのは、メーカーにとっても重要なことだと思うのですが…直線コースで時速10km近くも差がつくなんて、がっかりなんですよ。
モトGPではトップスピードが重要なんだから。去年と比べ、1秒ぐらい遅くなってしまってるんです。
現在、確かなことは…大きく進歩するには数ヶ月かかるだろうってことなんですよね。」

★ただ、ヤマハはコンセッション(優遇措置)Dランクなので、唯一、シーズン中にエンジン開発ができるメーカーである。今後、改善の余地は充分にあるだろう。

★なお、トップスピードの他に、以下の問題も起きていた。

・2月初めのセパンテストではエンジンに問題が生じ、丸1日走行できなかった
今回のブリーラムテストでは走行距離の見積もりが甘かったため初日テスト後にエンジンが底をつき、最終日はファクトリー両選手が1台のマシンを共有して使っていた。

・物流にも問題が生じていた。ブリーラムテストに必要な資材が到着しなかったため新マテリアルが不足し、スタッフ陣は良好状態のマテリアルを温存せざる得なかった。

リンス選手が次のように話した。
「今のところ、僕ら選手は準備万端なんですが…マシンがまだのようなんですよ(※冬季テスト中、ヤマハ4選手は同じマシンでトラックに出ることはなかった)。
あと、交換パーツが充分になかったので、全選手が新パッケージを使える状態ではなく…(ヤマハ側からは)『新パッケージを使いたいなら用意するが、もし転倒したらそこで終わりだから』と言われました。」

(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

POSTED COMMENT

  1. 鯖通り より:

    パフォーマンス不足や予期せぬトラブルはともかく機材不足や走行距離/エンジンライフの見積もりミスはいくらなんでもライダー達がかわいそう過ぎますね。
    「使いたいなら用意するが、もし転倒したらそこで終わりだから」って本当に言ったなら非礼極まりないですよ、事実とは言え。

    せめて欧州ラウンド開始辺りからは光明が見えると良いのですが。

  2. Nobby より:

    排気量が下がる2027年度以降は現在よりもV4と直4の差が縮まると思われるので、YAMAHAは直4継続のほうが良かったのではないのかなぁ・・・と。実際V4には舵を切らないだろうとすら思っていましたので。個人的妄想になりますが・・・
    出走マシンがV4しかないというのもメカ好き観点からは少々寂しいですね。

  3. 名無しさん より:

    今年のヤマハはキツそうだな
    来年好転するって確証もないし前途多難だ
    トップスピードが10km/hも遅いのはあまりにも厳しい
    直4で走ったほうがマシって事にもなりかねん

  4. より:

    同じく低迷していたホンダと違って、ヤマハはエンジンまでやり直してるのだから、たぶん今年一年頑張って、やっとCクラスになるという感じなのでしょうね。

    でも確かシーズン半ばにもクラス見直しがあったような?
    そこまでに仕上がるといいですね。

    ただ、ライダーとしては良い時期をこんなところで使い果たすのはもったいなく、ファビオが嘆いてしまう気持ちはわかるってものです。

  5. ちっち より:

    直4不採用の理由が新レギュレーションの空力制限のせいで
    幅を取ってしまう直4の大きさが空力に不利になるからというのが切ないですね

    ただYAMAHAは例のバルブ変更レギュ違反の年もエンジンの信頼性低くてピットスタートさせるやらかししてるので
    今年も信頼性がかなり怪しく見えます…

  6. ジョアミルミル より:

    Nobbyさん、現レギュ最終年に打つ博打じゃなかったですよね
    予算も限られますし
    スズキの株主がレース活動に寛容でディーゼルゲート疑惑もなく今も続けていたら
    普通に直4でも上位にいられたと思うんですよね、共通ECUの扱いも国内メーカーで1番でしたし
    ギュントーリさんとフィードバック出来るスタッフのスキルがエグすぎるのもあるのでしょうが…タラレバですけど

  7. チャオ より:

    そもそも、現在のYAMAHAの開発が遅れている原因として疑わしい点を3つほど挙げるなら、
    1つ目は、プログレスの弱さ。2つ目は、ロジスティックスの遅さ。3つ目は、サプライチェーンの古さ、かなと。
    これら3つの問題点が、現代MotoGPにグリップしていないのではないのかなと思います。さらに、それに付随して
    開発能力の低下も影響しているのではないかと。仮にV4エンジンへシフトするにも、タイミングは適切では
    なかった事。これらを包括的に管理する状況判断の甘さが、ネガティブな結果を招いているように感じられます。
    それでもYAMAHAはYAMAHAなりに企業努力はしているのでしょうが・・・。でも、現場で拵えれる事が出来るなら、
    パーツレベルの製造くらいは3Dプリンタでちゃちゃっと出来る体制くらいは整えて、備える必要はファクトリー
    チームなら当然だよねって話なのかなと。開幕初日のYAMAHA勢、兎に角、戦えるレベルではなかった。ガンバレYAMAHA

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


ITATWAGP | イタたわGP