『ロッシ:あまりにグリップがなくて衝撃的…』
★9月25日(金)、カタルーニャGPでヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)がFP1が8位、FP2が9位だった。なお、FP総合は10位。
★ロッシ選手のコメント。
【まぁまぁと言った感じのリザルトだったが…】
「今日は、かなり厳しいコンディションだったんですよ。風が強くって。最終コーナーを抜けると少し横風になっていて、危険極まりないと言った感じでね。怖かったですよ。マシンが高速で暴れまくるんですよ。
明日はもっと普通の状況になるらしいんで、グリップも上がると思います。」
【グリップはそれほど心配な状況なの?】
「あのミザノの次だから衝撃的ですよ。まるで冗談みたいでね。今度は、ここまでグリップがないわけだから…直線コースでさえ滑るんですからね。」
【タイヤはどう?】
「ミシュランが6月開催用のタイヤを投入してきてるんですよねぇ。気温が同じだからって言ってるけど、かなり違う感じなんですよ。まぁ、替える時間なんてなかったんだろうけど。
とにかく、全選手、苦戦してますね。」
【なぜ若手ライダー陣が速いのだと思う?】
「これと言った正確な説明はないけれど、確かに、世代交代間近って感じですね。
多分、モト2クラスでたっぷり学んでくるんじゃないんですか。モトGP昇格に向けて、ベストなクラスって感じでしょ。
しかも、このスポーツの将来を担う若手ライダーに、強いのが大勢いるから。」
【来年も参戦が決まっているわけだが…今シーズン前半の結果を確認した状態でも、継続を決めていた?】
「そうですね。2019年はストレスでしたからね。ル・マン以降、苦労しまくっていたから。ムジェッロなんて悪夢でしたよ。アッセンやザクセンリンクももそうだったし。
シーズン終盤のレースでも、リザルトはともかく、マシンに上手く乗れてないことがあったし。それで、チーム内に手を入れたんですからね。もうあんなレースはしたくなかったんで。
実際、僕の状況はかなり改善されましたよ。今はレベルが高く、強いライダーが増えているけど、ここに至るまでのリザルトからすると、継続を決めてたでしょうね。」
【フランコ・モルビデッリがロッシ選手との友情/ライバル関係を大絶賛していたが…チームメイトにするには厳しい相手なのでは?】
「かなり強い走りをしてますよね。去年はヤマハ初年度で少し苦戦していたけれど、クアルタラローのようなチームメイトのそばで上手く対処していたし。
本来なら、モルビデッリがファーストライダーになるはずだったわけでしょ。でも、彼は良い結果を出してましたよ。
今は脅威的なトレーニングをしていて、最強の走りを見せているし。本人のミスからではない0ポイントレースをやってしまってたけれど、あれがなければヴィニャーレスやクアルタラロー、ミールと同レベルだったはずだから。今は絶好調って感じだしね。まぁ、来年は大変なことになるでしょうね…。」
(参照サイト:『Moto.it』)
ロッシ選手がらしくなかったって話は、note『エミリア・ロマーニャ&リビエラ・ディ・リミニGPまとめ』でどうぞ!
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むしろ路面コンディションが悪い時ほどロッシは前に出てくるイメージがあったのですが、全盛期とは違う感じですね…
なんか、ミハエル・シューマッハを思い出すなあ
ブレーキンからの旋回初期で転倒しているケースが多いんでしょうかね。
如何にも路面グリップが低そうな感じ。
例のタイヤ問題(?)も絡んで、更なるカオスを生みそうです。
前回、「前半はグリップし過ぎて・・・」的な事を言っていたミールはどんなレースを見せるのか?
色々と興味は尽きませんが、まぁとにかく大過無くフェアなレースを祈ります。