『ブラドル:いきなりマルケスが表彰台に上がっても驚かない』
★4月10日、マルク・マルケス(ホンダファクトリー)がSNSで、医師陣よりレース復帰の許可を得たことを公表した。
★ほぼ1年間、マルケス代役を務めてきたステファン・ブラドル(ホンダ・テストライダー)が、最近、独サイトのインタビューで次のように話した。
「マルクがポルティマオGPで復帰できれば良いなぁ〜と思ってたんですよ。カタール戦の時だって、けっこう復帰できそうな様子でしたからね。
どこのサーキットで復帰しても大差ないでしょう。ポルティマオは難関トラックだけど、その2週間後のヘレスだって楽ではないから。あそこは息をつく間もないって感じだし、早く復帰するに越したことはないでしょ。」
【すでに2戦終了しているが、今からマルケス選手にタイトル獲得の可能性はあると思う?】
「タイトル争いをしたいなら、3戦欠場よりは2戦欠場の方が遥かに可能性はあるでしょうね。とにかく、12〜3位でOKって気持ちで復帰してくるわけではないはずですよ。マルクは頭のてっぺんから足の先まで、生粋のプロフェッショナルだから。
今まで、こうした試練を経験したことはないでしょうけどね…マルクにとって、初めてのことでしょ。でも、このタイミングで復帰してくることを、絶対に本人が画策してたんだと思いますよ。
とにかく、重要なのは元の状態で復帰し、レースまでにきちんと仕上げてくることだから。ポルティマオでいきなり表彰台に上がったとしても、僕はまったく驚きませんけどね。
僕らホンダの人間にとっては、マルクがどんな状態なのかを確認することが特に重要なんですよ。マシンに乗ったらどんな感じなのか、皆、興味津々なんですよね。」
(参照サイト:『Tuttomotoriweb』)
(Photo:Instagram)
いつからホンダ機は乗りにくいマシンになったのか?って話は、note『2021カタールGPまとめ』でどうぞ!
約1年のブランクに加え ポルティマオはチャレンジングな難コース。しかもマルクだけが初コース。
でも関係無いんだろうな。そのくらい特別なライダー。
かつてMoto2でタイトルを争ったブラドルだけに余計に解るんだろうね。
改造したRC213VーSで欧州のサーキットを走り回っていると安心できるのですが・・
とにかくFPから注目です。
オースティン無敵のマルクだから、トラックが似ているポルティマオはマルクにとってエキサイティングに違いない