『クアルタラロ:リタイヤも考えたが、ポイント確保のため頑張った』
★5月2日(日)、スペインGP決勝戦でファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)が13位だった。
★クアルタラロー選手はPPを獲得し、ペースも良好だったため優勝候補と目され、実際、レースでは第4ラップから第15ラップまで首位を固持したものの、右腕に腕上がり(コンパートメント症候群)の症状により失速した。
★クアルタラロー選手のコメント。
「コメントするようなことは、本当にあまりなくて…腕に深刻な問題が出てしまったことが、あまりにもはっきりしてるもんですから。痛みのせいで6周回は本当に苦戦し…それ以降は、もうどうにもなりませんでした。
今回の件は残念です。序盤では楽勝で追い上げていたし、好リズムも刻めてたんですが…その後、プッシュしようにも腕に力が入らなくなり…腕がこわばってしまったんです。
最後はリタイヤするかもって思いもしたんですが、タイトル争いに向けてポイントを取っておきたいと思い、頑張ることにしたんです。」
【2019年にも腕上がりの症状が出て、手術をしていたが…】
「正直なところ、どうしたら良いのか分からなくって…今は色々な選択肢がうずまいているし、落ち着いた気持ちで考えられないもんだから。きちんと判断で入るよう、マネージャーや身近な人達と相談してみます。これから、どうすれば良いのかを考えなければ…選択肢はいくつかあって、ちょっと意見が分かれてるんですが、また優勝できるようベストな選択をしたいと思っています。
去年、ポルティマオ最終戦で腕のせいで苦戦してたんですが…今年は真逆の状態だったのに…本当に残念です。今日は本当にペースが良く、優勝できてたはずなのに、力が入らなくなってしまったんですから。
こう言う状態で操縦を続けるのは本当に危険だったんですが、とにかく、走り続けようと思ったんです。」
【明日のテストはどうするの?】
「参加するかどうか分かりません。検討してみます(※参加しませんでした)。」
★なお、クアルタラロー選手は5月4日に腕上がりの手術を受けた。現在は、次のル・マンGP参戦を目指している。
(参照サイト:『Gpone』)
ポルティマオ戦のヴィニャーレスは、メンタル勝負でクアルタラローに負けたのか?って話は、note『2021ポルトガルGPまとめ』でどうぞ!
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コンパートメント症候群
よーするに腕上がりするくらいGPライダーとしての基礎トレーニングをオフシーズンに怠ったか失敗したって事?
で、手術で人体改造?
薬物でブーストしているのと同じことしているように思うのだが世の中変になったね。
違いが分かる人だれでもいいので解説おねがいします
腕上がりは、血流の問題でしょう。筋繊維をうまく裁断して血流の妨げにならない様に施術するとからしいですよ。昔からよくある話かと。鍛えれば解決するとかでは無いらしいですよ。逆に厳しくなってしまったりもするとからしいですよ。
体質やライディングスタイルの違いもあるんだろうね
鍛えればイイってもんじゃない、ぐらいは想像つくかな
しかし、よりによって3連勝に向けてトップ快走中に突然発症してあの走りだからねぇ…欧州じゃ議論になってそう
ライポジが体にあってないと起きたりもしますね
ハンドルをアップ気味にしたり絞りを開き気味にすると楽になったりもするけど、そういう次元じゃないんでしょうね
クアルタラロは結構ストイックにトレーニングしてますね。
他の方も書いている通り、筋力が有る無しは余り関係無いようです。
手術をするのも別に人体改造とかじゃないですよ。骨折したら手術するのと同じようなもんです。
2019年の手術よりも良い方法の手術がされていると良いのですが、
さてどうなるか?