『クアルタラロー腕上がり手術成功、ル・マンGP参戦』
★5月2日(日)、スペインGP決勝戦でファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)が13位だった。
★クアルタラロー選手はPPスタートで、ペースも良好だったため優勝候補だったが、レース中、右腕に腕上がりの症状が出てしまった。
★クアルタラロー選手は3日のヘレステストには参加せず、4日にフランスの『Pays d’Aix』病院で手術を受けた。
★手術は成功し、5月14〜16日開催のル・マンGP参戦を目指す。
★クアルタラロー選手のコメント。
「手術は上手く行きました。医師からは『すべて予定位通りに進んでいる』と言われています。
レース中、強い痛みを覚え、優勝争いから外れてしまいました。ホームレースが待ち遠しいし、ル・マンで100%の状態で作業を始められることが楽しみです。
回復はポジティブに進むと思っているし、精神的に以前より強くなってます。マシンにまた乗る日が楽しみです。」
★今シーズン、既にイケル・レクオナやジャック・ミラーも腕上がり手術を受けている。また、アレイシ・エスパルガロもヘレスGP中に痛みを覚え、テスト直後に検査のためバルセロナ病院に向かった。
MOTOGP – Fabio #Quartararo non ha voluto perdere tempo. Eseguita l'operazione al braccio destro, si lavora per tornare in forma per il GP #MotoGP di Le Mans. @MotoGP @FabioQ20 @yamaharacingcom #Corsedimoto https://t.co/jnTJJKlsJN
— corsedimoto (@corsedimoto) May 4, 2021
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
ポルティマオでヴィニャーレスは、メンタル勝負でクアルタラローに負けたのか?って話は、note『2021ポルトガルGPまとめ』でどうぞ!
ウイングの影響かライディングスタイルの変化の影響か、腕への負担が増えているのかしら?
腕上がりって筋力付ければ良いって訳でも無さそうだし。。
手術で上手いこといくと良いですね。
う〜ん、タトゥーがある右腕かぁ〜。
ニーグリップとか腰で乗るなんて昔の話で、今はフロント主体で腕力で押さえまくって乗ってるんだろうなぁ。コーナー入り口で足出したりするし、ヒジ擦ったりとか昔じゃ考えられん。だからマルクみたいにムキムキでないと速く走れないんだろう。
筋力は必要だけど、ムキムキになるとかえって腕上がりしやすくなる。腕上がりしない体質のライダーはラッキーだね。
ヘレスは取り分けブレーキの負荷が凄くて、腕への
負担が凄いのは想像は出来るけど、若いファビオでも
腕上がりなるもんなんだね。でも即日手術て凄いわ。一勝
逃してちゃったけど、次はホームレースだから、必勝
態勢で挑みたいって事だろうね。
二輪車の旋回原理であるリヤステアの領域を越えて進入時の減速トラクションを利用して前輪から旋回が始まるようになった今の二輪車レース。
90年頃に受講したライディングスクールで説明された事ですが、前輪の仕事は入口での減速と旋回中のリヤステアから求められる舵角で路面をトレースする事で、後輪の仕事はクリッピングポイントまでの減速トラクションによる旋回、パーシャル区間でのライントレース、加速トラクションによる旋回と役割分担されている
だからコーナリングに際してライダー側からステアリングに入力する事はバイクが持っているバランスを乱す行為ですよ!
今や頭を前輪内側まで落とし込み、ステアリングをねじ込みながら行う前輪への加重による進入時旋回は完全にフロントタイヤの仕事になったように見えます。
この進入時フロントステアはdoctorが内脚をバランサーにしながら始めた事だとみてますが、今のヤングライオン達は概ね身につけて筋力装備がトップライダーの必須要件になっていると感じています。
doctorの感じているリヤグリップ不足は出口の急激な加速旋回への依存によるライフ損失によるものではないでしょうか?
長文の私見で失礼しました。