『ロッシ:VR46はヤマハかドゥカティか…五分五分の可能性』
★5月14日(金)、フランスGPでヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ・ペトロナスSRT)が、FP1で14位、FP2で9位だった。なお、FP総合も9位。
★もし土曜FP3がウェットコンディションの場合、ロッシ選手は予選2へ直行できる。
★ロッシ選手のコメント。
「すぐに良い感じで始められて、けっこう速かったし。とにかく、ヘレス月曜テストでの作業が、ここのトラックでも通用するかどうかを確認する必要があったんで…良い回答が出ましたね。
上手く操縦できるようになったし、安定もしてきました。コーナー進入で速い走りができるし、ブレーキングも良くなったんですよ。」
【それはヘレス月曜テストのおかげと言うこと?】
「そう言うことになるでしょうね。マシンの荷重配分に手を入れ、新フロントフォークを試してみたんです。あと、新しいカーボン製スイングアームもね。
これらのお陰で、ブレーキングが向上しました。」
【あと、どこを改善すべきなの?】
「下りでのブレーキングが、けっこう限界ギリギリ状態なんでね。ドライコンディションでの作業ができるかどうか…天候次第だけど、予報ではあまり良くなくってねぇ。」
【第3コーナーで転倒が多発していたが…。】
「まぁ、複数の要因が重なったせいなんでしょうね。確かに、あそこは悪夢ような危険ゾーンだから。右折コーナーが2回続いた後、直線コースがあって、また右折が来て、やっと出てくる左折コーナーなんですよ。それで、この気温でしょ…タイヤの左側は、当然、冷え切ってるわけでね。しかも、トラックは平坦ではなく、あの辺のアスファルトはボロボロで、グリップもあまりないから。」
【ロッシ選手は今日は速かったが、ここまでのレースでは苦戦続きで…モチベーションを、どうやって保っているの?】
「今日は満足ですよ。まぁ、ここまでのレースは本当に厳しかったけど。あんなに悪いとモチベーションを保つのも大変で…トンネルの先に光が見えないわけだから。
僕は焦らないようにしてました。レースに出るようになって、もうかなり長いんで、そうした経験が役に立ってますね。気力が落ちてしまってる時は、11勝できたシーズンのことを考えたりしてますよ。あと、もちろん、多くの友人達やピットボックス内のスタッフらがサポートしてくれているし。
楽ではないですよ。でも、諦めないようにしないとね。モトGPクラスと言うのは、アッと言う間に苦戦してしまうものだから…ペトルッチなんて去年はトップだったのに、今年は最後尾なわけでしょ。」
【ところで、VR46チームのモトGP参戦について、どれぐらい話は進んでいるの?】
「良い感じで進んでますよ。すべて決まってきて…スポンサーも決まったし。
(マシンについては)ヤマハとドゥカティと、話を進めています。どちらも良い面もあれば悪い面もあると言った状況でね。今のところ、どちらに決まるかは五分五分の可能性でしょう。
ただ、うちだけで決める話じゃないですからね。」
【いつ頃、決まりそう?】
「数週間後には状況がはっきりするでしょう…だいたい、ムジェッロGPの後ぐらいかな。」
【交渉にはロッシ選手もかなり加わっているの?】
「だいたい、加わってますよ。ただ、僕一人で決めるわけじゃないんで。チームが推してる案は気に入ってるけど、僕はそれほど実務を担当したくはないんでね。
僕はレーサー業の方が好きなんですよ。ああした実務には、のめり込んだことがないもんだから…。」
(参照サイト:『Moto.it』)
もしやロッシは第二の人生について考え始めているのでは?って話は、note『2021スペインGPまとめ』でどうぞ!
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今回はコンスタントの速さがででましたね。
セクタータイムも、流石に赤はなかったですがオレンジが多かったと思います。
この調子で今日も頑張ってください!
VR 46チーム、スズキは選択肢に入ってないんですね。
レガシー構築ならずっとヤマハのリソースを使っていくのがいいですけど、そういう時代でもなくなってきたので、全メーカー使っていくくらいの心づもりでもいいですね。なんなら、ケニー・ロバーツみたいにプロトンでもいいですし、キムコでもいいんじゃないですか。
スズキのサテライトチームなんてロバーツの時代から囁かれてるのに現代に至まで実現していないのだから無いに等しいよ だってスズキだもん