『ミール:予選で上位になるにはどうすべきかを模索していく』
★6月27日、オランダGP決勝戦でジョアン・ミール(スズキファクトリー)が3位だった。
★同リザルトにより、総合順位は以下のようになった。
首位ファビオ・クアルタラロー(156ポイント、ヤマハ)
2位ヨハン・ザルコ(122ポイント、ドゥカティ)
3位フランチェスコ・バニャイア(109ポイント、ドゥカティ)
4位ジョアン・ミール(101ポイント、スズキ)
5位ジャック・ミラー(100ポイント、ドゥカティ)
★ミール選手のコメント。
「これ以上のことは望めなかったですね…ペースは出てたんで、予選でもっと上位グリッドを獲得できていたら良かったんでしょうけどねぇ。
全力は尽くしたし、今シーズン前半はポジティブに締めくくりたいと思ってたし…ここまで問題もいくつか出ていたんで、満足ですよ。総合順位では貴重なポイントも獲得できたし。
チームには特に感謝しています…ここまで懸命に作業し、僕のマシンの戦闘力を維持してくれたんで。」
【今シーズン3回目の表彰台であり、ここまでのシーズン前半ではスズキ機に限界点が見られていたが…】
「今回の表彰台は僕だけではなく、スズキ全体にとっても重要なものとなりました。おかげで作業を続け、シーズン後半でもっと改善していくための力が湧いてきますよね。
マシンを改善していかないと…僕自身を伸ばしていかないとなりません。正直なところ、今日、好結果は期待できなかったんです。ヤマハファクトリー組が最強で、予選の時から一目瞭然だったじゃないですか。だから、喰い付いて行くのは容易ではなくって…。ドゥカティ勢も最強で、あれを追い抜こうとするなんてまるで悪夢みたいで…僕のスタイルじゃないオーバーテイクで抜くしかないんですよね。」
【現在、ホールショットデバイスを搭載していないのはスズキ機だけだが…あったら役に立ちそう?】
「役に立つでしょうね。他のマシンのレベルに合わせていくしかないでしょう。ただ、他のディテール面にも手を入れていくつもりです。僕自身も、ライダーとして向上できるよう頑張らないと。
予選で好結果を出すにはどうしたらいいのかを、探っていくようにしますよ。簡単ではないだろけど、でもやらないとね。」
Mir: "le Ducati sono un incubo, mi obbligano a sorpassi non nel mio stile": "Dobbiamo migliorare la moto, devo migliorare anch'io. Sicuramente dopo la pausa avremo il dispositivo 'holeshot', ma ci sono altri dettagli su cui intervenire. Dopo la pausa… https://t.co/vhnpgGxJls pic.twitter.com/TG4Dp3KHvS
— gpone.com (@gponedotcom) June 27, 2021
(参照サイト:『Gpone』)
スズキはチーム内で何かが足りないのでは?って話は、note『2021ドイツGPまとめ』でどうぞ!
ホールショットデバイスが付いてなくてもスズキの2人はいつもスタートが良いように見えるんだけど?
今やホールショットデバイスはスタート時以外にも活用されてますからねぇ。スズキにも装備されれば更に期待できますすね。
今年東京モーターショーあれば、オーリンズに根掘り葉掘り聞けたんですけどねぇ
夏休み後につけるって話ですが果たして?ホンダもつけ始めて苦労してますがどうなりますかな
ミルは頭の良さ・メンタルの強さを感じますね。
ホールショットデバイスって、特許的なしがらみが無ければ、どのメーカも付けられるものなんですかね?
そうだとしても、それを評価できるテストライダーが居ないと難しそう。結果から言えばダニやピッロはやれてる、シルヴァンも開発能力あるからイケるかな。
>ホールショットデバイスって、特許的なしがらみが無ければ、どのメーカも付けられるものなんですかね?
特許って販売するものに関しては権利を有するけど、他所に販売しないGPマシンの場合はどうなんですかね?
でも、サテライトにリースしてお金を得ているから特許の権利は有するのでしょうか。
レギュで廃止で全社問題無し??